猫と共に暮らすと、日々、猫を愛しいと思う瞬間があります。
何気ない仕草であったり、思わず吹き出す滑稽な行動であったり、癒しパワー全開の寝姿であったりと、毎日が猫から活力をもらっていると言っても過言ではありません。
「友達おらんのかいっ❗❗」って突っ込みは、なしですよ。
数える位……はいます……😭💦
ま、私の交友関係は置いといて……泣
そう考えると、ぎんちゃんは、まさに癒しの女神です❗⤴😊
決して広さに満足できないであろう建売り住宅の我が家を縦横無尽に駆け回って、我が家に欠かせない圧倒的な存在感を発揮しています。
帰宅時に姿を見せないと、何と家族みんなが「ぎんちゃんは⁉」って聞くと言う。
もう、愛されているね🎵✨
(満足していますよ🎵……てへっ💓)
ところで、ぎんちゃんの微笑ましいエピソードは、追々、書くこととして、今回もまたスーとモコのエピソードを書きます🎵
一番書きたかった、そして、紹介したかったエピソードです。
では🎵
私の親父は、猫が大好きです。たぶん……
でも、私のように素直に『猫が好きっ💓』って言えない戦前の生まれです。
ついつい、その愛情を歪んだ形で表します。
困ったクソ親父です。
その歪んだ愛情の発露として、こんな事をしました。
モコの前足に、左右のどちらかは失念しましたが、輪ゴムを嵌めたんです。
すぐに取れば問題はないんですが、これを忘れて放置してしまいました……💦
そして、私はそんな事を知るよしもなかったのですが、1日経過した、次の日の夜、モコが不自然な歩き方をしています。
怪我してるって思い、すぐに足を調べると、モコの前足は、信じられないくらい腫れ上がり、まるでグローブを嵌めたように倍くらいに膨らんでいました。
話を盛った訳ではなく、本当に倍くらいです。
心臓が止まるかと思いました。
「どうしたぁ~~~!Σ( ̄□ ̄;)💦」
そこで、調べると、腫れ上がった足に、食い込んだ輪ゴムが……
(在りし日のモコ、写真がなくて、自慢のオッドアイも分からないけど、残された貴重な一枚)
とにかく、輪ゴムを取るしかない。
と言うことで、そばにいた姉と二人で輪ゴム外しです。
モコが私に正対するように姉が抱き上げます。
外す役目を背負った私ですが、当然のようにモコが痛さのあまり泣き叫びます。
「ゴメン🙏💦💦。痛いのは分かるけど、早く取らないと足が……ゴメン。ゴメン。我慢して」
私も泣きたい気分でした。
そして、強く食い込んだ輪ゴムは、なかなか取れません。
モコは痛さのあまり暴れますが、姉も私も必死です。
と、その時です。
何と、スーが……
それまで黙って、知らん顔をしていたスーが……
突然現れたと思った、その刹那、私の手を激しく引っ掻いたのです。
実際には夢中だったので、そこまでのスーの行動を窺い知ることはできません。
でも、引っ掻いた瞬間のスーが、『あっ、やっちゃった❗💦』みたいな顔をしたのは覚えています。
いつもすり寄るモコにクールな対応のスー
どっちかと言うと冷たい対応を我が子であるモコに取っていたスーが……
我が子の悲鳴を聞きつけて
我が子を守ろうとして
私に対しては、本気で噛みついたこともなかったスーが……
ちなみに、猫の本気の爪は凶器です。
痛さのあまり絶叫します。
そして、激しく流血します……😭💦
でも、私の手はどうでもいいのです。
早く輪ゴムを取らないと……
そして、必死な甲斐もあって、ようやく取ることができました。
モコは、まだ動きは不自然ですが、そばから離れて行きました。
でも、スーはそばにいます。
私の手首から流れる血を見て、申し訳なさそうな顔をして……
スーが愛しい。
狂おしいくらいに。
抱きしめたくて。抱きしめたくて。
「やっぱり、モコの親やったんやね。普段は突き放しとおクセに……」
感動で泣きそうでした。
激しく流血してますが……💦
痛くない。ちっとも。
感動の前には、痛感神経は麻痺するんです。
モコも愛しい。
必死に耐えた。頑張った。
理由のない、言わば虐待なのに、その不条理な悪戯に訴えることもできず、痛みに耐えて。
なんて健気な……
本当にごめんね🙏💦💦
あの時、抱き上げても、きっと甘えたよね。
「痛みが減ったの。ありがとう」って❗
スーとモコの白い毛を赤く染めたくないので、しばらく抱くのは我慢しました。
次の日、モコの足は元に戻りました。
よかったぁ~💦🙌🙌🙌
そして、親父は、今でも、この時のことで文句を言われています。
悪意はなかったんです。バカちんですが。
でも、元気でいてな❗パチンコもほどほどに❗😁
(在りし日のスー。左はモコのあとに家族に加わった、はーちゃん。)
スー、モコ、俺が逝く時は迎えに来いよ🎵
Mさんよりも、ぎんちゃんよりも先に行くことにしているから、Mさんとぎんちゃんは一緒に迎えに行こう🎵
ぎんちゃんは、難しい……⁉😅
イヤ、大丈夫。
ぎんちゃんは、化け猫になるまで長生きするんだから……
家族と一緒に俺を看取って。
そして、泣いて。
「イヤだ。イヤだ。さみしいよぉ~💦💦💦」って
スーとモコと一緒に見てるから。
あと、はーちゃんも。
もちろん、はーちゃんも迎えに来てくれると信じているんですよ🎵😊
なんともおめでたい奴です。
我ながら……
今回も、長文にお付き合い頂き、ありがとうございました🙇
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