本当は飼い主として自分の「ちゃんとしてなさ」を晒すことになるので、隠しておこうとも思いましたが、
自分への戒めと注意喚起の意味を込めて、ことの顛末を日記に残そうと思います。
一昨日(3月30日)、ダンナさんが先に家に帰ったら、サクちゃんが吐いていたそうです。
吐物の中にパズルマットの欠片があったので、嘔吐の原因はほぼ誤飲です。
この時のサクちゃんは至って元気で、ゴハンも完食しました。
ワタシたちがごはんを食べた後に、寝室に嘔吐しているのを見つけました(2ヶ所)。
ほぼ確認はできませんが、ほぼサクちゃんでしょう。
片付けながら様子を見ていましたが、徐々に活気がなくなるサクちゃん。
その後また吐きました(この時は毛玉も一緒に吐きましたが、あとは胃液か水分です)。
その夜は元気がないまま静かに就寝。
朝になり、少量ではありますが2回吐いた跡があり、サクちゃんはやはり活気がありません。
ワタシもダンナさんもどうしても仕事を休めなかったので、ダンナさんが中抜けして病院に預け、ワタシが早退して病院に行くことに決め、出勤しました。
病院に預けに行くと、食事や水分が摂れていないため点滴をするので、18:30に病院で待ち合わせになりました。

点滴針を抜いたあとの手です。
お迎えに行った時のサクちゃんは元気一杯!!😵
診察室に連れてこられる時は、「ニャウー!!ニャウー!!」とものすごく怒って(?)ました😓
血液検査の結果、やはり引っ掛かるのはクレアチニン(1.6)。
空腹時でこの数値では、先生の経験上食べている時なら2.0くらいでしょう、とのこと😢⤵⤵
レントゲンでもエコーでも異物はなく、先生の触診でも1cm以上の異物はないでしょうと言われ、治療は終了となりました。

帰ってきて、疲れが出始めた頃です。
2度の誤飲騒ぎでいろいろ勉強しました。
・食べなくなって72時間(だったかな?)経過すると、要は72時間食べないでいると、急激に腎機能が低下すること(そのため補液が必要)。
・十二指腸に異物が詰まると、尋常ではないくらい吐くこと。
・異物が腸で止まってしまい、72時間(これははっきり覚えてます)経過すると、腸の壊死が始まること(去年はそれでOPEしました)。
・吐いて異物が出てきても、影響でその後も吐くことがあるらしいこと。
・吐くことは膵炎の疑いがあるということ。
・パズルマットはレントゲンには写らないこと。
かかった費用。
前回は夜間救急の加算や入院費、クレアチニンを下げる点滴をするための通院、血液凝固障害の疑いがあったため血小板検査のために行った血液検査なども含めますが、概ね50万円弱です。
今回は血液検査、点滴、レントゲン、エコー、膵炎検査などで4万6千円です。
ちょっとしたものでも誤飲すれば、猫は食欲がなくなるだけでなく、それに付随して他の病気を引き起こしたり、体力を低下させるリスクがあります。
苦しい思いも、痛い思いもします。
また誤飲さえなければ、飼い主はこんな治療費を払う必要は当然ありませんし、罪悪感に苛まれることもありません。
多頭飼いの場合、誤飲した子が多ければ多いほど、治療費はかさみます。
たまたま口にしてしまったものが猫も不幸に、飼い主も不幸にします。
たかが誤飲、されど誤飲です。
ちなみにサクちゃんは、前回も今回食べた物を日常的に口にしていたことはありません。
普段口に入れないからと言って安心できない=いつ同じようなことがあるかわからないのです。
どう気を付けていいかもわかりませんが、とにかく気を付けるしかありません。

最近のコメント