昼過ぎには気付いていましたが、飛び立ちもせず、チョンチョンと跳ね回っていたので、不思議に思っていました。
その後、しばらくして、外の洗い場に静かに横たわり、微かに息をしている状態の雀を発見しました。
やはり、翼を怪我していました。
助けることができるのか⁉
そもそも治癒することはできるのか⁉
まず水を与えようとして、動くこともできない雀に指を湿らせて、嘴にあてがいます。
そうすると、小刻みに嘴を動かして、水を口に含む仕草をしたので、助かるかも⁉と微かな希望を抱いて、保護することにしました。
間近に接する機会のない雀のつぶらな目を見ると、やっぱり助けたいという思いにかられます。
しかし、我が家には、ぎんちゃんというハンターがいます。
窓辺で、いつも鳥を眺めている子です。
大空に恋い焦がれるように
でも、それは野性の血が鳥を追っているのかもしれません。
そんなぎんちゃんの側にはさすがに雀をおけません。
でも、篭に入れて、ぎんちゃんが入れない玄関に隔離すれば、雀も安心して、食事を摂ることができるようになる。
そうすれば、ゆっくりと回復することもできるだろう。また、大空を飛ぶことができるようになるだろう。
そう思って、鳥籠と鳥の餌を買いに行こうとしたところ、外に寝かせていた雀は、既に事切れていました。
あっという間のことでした……😢⤵
ほんの僅かの間の邂逅でしたが、動物の死を見るのは本当に辛いですね……
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ぎんちゃんは、いつも穏やかな顔をして、安らかな寝息をたてて眠ります。
ふと、そんなぎんちゃんの穏やかな寝顔を見ていると、生を受けた者にいずれは訪れる必然、ぎんちゃんのその姿を想像して、とてつもなく寂しい思いになりました。
何の縁もない雀でさえ、悲しくなるんです。
ましてや、目の中どころか、きっと神経そのものに触れても痛くないと思うぎんちゃんです。
その悲しみを想像できるはずもありません。
このネコジルシでも、悲しい日記を見る機会は多いですが、やっぱり読むと悲しくなります。
ぎんちゃんは、いつまでも元気でいてくれるようにと願わずにいられません。
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雀は、家の裏に埋葬しました。
そして、マリーゴールドの種を蒔きました。
大空を飛ぶことができなくなった雀の思いが花に宿ることを願って❗
いつかは、ぎんちゃんも虹の橋を渡る時が来るのでしょう。
それならば、自分が先でいいなって真面目に考えます。
バカだから、何かに酔いしれてしまっているのかもしれませんね。
現実的には、そんな訳にはいかないんでしょうけど……
平和な一時にそんな事を考えた週末でした。
本当に虹の橋があればいいのに、とも思いました。
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MV記念
なんだか、悲しいこと書きましたが、ぎんちゃんが評価されるのは、とても嬉しいです😊⤴⤴
仮にお世辞であっても素直に嬉しいです。
単純なもので……😁
本当に、ありがとうございました🙇
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