体感温度で30度近くいっていたのではないかと思います。
そんな中、母猫がハァハァと口呼吸をしだし、体を触るととても熱い。
呼吸も荒く、1分間で20〜30回が猫の正常な呼吸数なのに、明らかに10秒で10回は呼吸をしている。
1分間で換算すると・・60回!
正常値の倍!
そもそも猫を飼ったことがない私と友人はうろたえ、とりあえず子猫とともに産箱ごと涼しい場所に移動させましたが、元々ノラで家の中にまだあまり慣れていない母猫は何事かとうろたえ、今度は緊張で呼吸数が上がってしまいました。
というかそもそも、あまり涼しい場所に産箱を移動させると、まだ自力で体温調整ができない子猫たちは大丈夫なのだろうか。
産箱の中のモフモフした敷布を、涼しいものに替えようかとも考えましたが、それでは子猫たちは寒いのではないだろうか。
母猫と、子猫たちの適切な温度が違うので、どう管理したら良いいのか。
母猫が落ちつかないので、とりあえず産箱を元々あった場所に戻し、母猫がいつも横たわる産箱のそばの床に冷却パッド的なものを敷いてみましたが、そこに寝てくれない。
猫用のウエットティッシュで体を拭いてみたりするけど、呼吸数は変わらない。
すがるような思いで猫の熱中症についてネットで調べ、見つけたものが、保冷剤にタオルを巻いて、首や脇の下を冷やす、というもの。
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脇の下は、子猫に触れてしまう可能性があるので、首と背中を冷やしました。
部屋のテレビをつけていたのですが、消して、静かにしました。
扇風機が直接当たらないように、でも部屋が涼しくなるように、調整しました。
30分くらいしてからでしょうか、徐々に呼吸が落ち着いてきました。
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(すやすや)
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(すやすや)
目を開けて寝ているぞ。これは熟睡の証。
・・・・よし、いつも通りだ!
良かったぁ。
生まれて間もない子猫を5匹抱えて、母乳と排泄をさせる毎日。子猫も足腰に筋肉がついてきて、排泄作業から逃げ回るようになったので、捕まえるのだけでももうグッタリ。
それでも、懸命に子育てをする、母猫きなこ(仮名)の姿には、頭が下がります。
これからもっと暑くなっていくので、熱中症になる前に、対策を講じていこうと思います。
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こちらは、母乳をあげている最中に、母猫が疲れのピークに達したのか「もうええわ!」と子猫達を振り落とした直後の画像です。
子猫きょとーん。
でも、完璧に子育てなんてできないから(それは人間も同じ)、休み休み、ちょっとずつ、頑張ろうね、きなこ(仮名)よ。人間の私達もサポート頑張るね。
--追記--
今日、熱中症対策のために、ひんやり敷パッド?の枕用(某しま◯ら。ふなっしーがcmしてるやつ)と、い草(某ダイソー)を買ってきて、保育箱のそばに置いてみました。
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結果はご覧のとおり。
冷たくて気持ちが良いようです。
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