心配して下さった方々への感謝の気持ちと、ご報告です

2016年7月29日(金) 885 / 1

沢山の見知らぬ人達に心配して祈って貰えて、トトは本当に幸せな子です。
先ほど大阪センターからの連携をとって貰っているトトのかかりつけの地元病院に行きました。
進行度の速さと心拍数からみて、リンパ腫に間違いなく余命がもって3日と宣告されました。
朝の時点ではよろけながらも前足で体を支えようとしていました。
フラつくのは体力が落ちたから?と思っていました。
ですが病院に連れて行く時点で見るからに、既に麻痺は進行しているのが明確でした。
素人の私でもわかる程に、そして息の荒さと鼻水…何度も否定しました。
けれど現実となりました。
若さゆえに進行があまりにも速く、そして場所が難しすぎて先生は
「僕ならもう手術はせず、せめて家で見守ってあげます」
とハッキリと言われました。
抗がん剤…それも一応でましたが
「トトちゃんの場合は…ちょっともうオススメできません」
その時点でトトは診療台の上で両腕をピクピクと痙攣させ
ただ目だけは必死にキラキラと私と娘に
「はやく帰りたいなの!!」と訴えていました。
あの子の好きなおとうちゃん、おかあちゃんの、せめて近くで寝かせてあげたい。
せめて痛みと苦痛は和らげて欲しい…そう先生にお願いしました。
娘が「いっぱい撫でていいですか?」
先生「撫でてあげて下さい」
娘は必死でトトに話しかけていました。そして撫でていました。
娘に一番懐いたトトです。目を細め、閉じようとするとハッとしたように見開きます。
まだウィルス結果が出ていないため、他猫とは別室ですが、せめて感じれるようにと
フェンス越しに見える空間を作り、もう動けないので囲いも広くして私たちの寝室に入れています。
ブルブルと怖がりのトト、よく検査と通院がんばったね
先生からは、もう横にならせて傍にいて見守る事しかできないと言われています。
娘には一杯写真をとってあげてとお願いしました。
今夜を乗り越えても明日には脳にいくでしょう、その速さです。
せめて我が家で良かったねと伝えられたら、今はおとうちゃん猫のグルが
フェンス越しにジッとトトの傍にいます
大好きなお父ちゃんの匂いもつけたタオルもトトの近くに置きました
もう痛い思いしなくていいからねトト
手術しても結果は一緒だったなら痛い思いしなくて良かったね
夏休みで大好きな娘がいて良かったね
私も明日は休みなのでついていてあげれます
土日もまだ盆前だから病院してるよ、良かったね
なんて親孝行な子なんだろうねトト
おかーちゃん猫はこれ書いている今、ヒザの上にベッタリです
けれどいつものようにアゴを撫でてもゴロゴロいいません
ひたすらしがみついてきます
そして私の腕を舐めてきます
子煩悩だったもんね
姉のメロは普段なら走り回るのに一か所で丸まって動きません
なんだかんだいって仲良しだったもんね
病院帰りのトトに一番躊躇なく寄って行ったのはメロだったしね
せめて痛みと苦痛のない眠りになるよう、今はそれだけです

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