担当の先生がわざわざ大事にトトを連れてきてくれました
私が作った即席の箱は小さかったので、こちらで作り直しましたと
とても綺麗にして貰って、丁寧に娘に渡してくれました
先生から説明されました
脊髄の一部をとらせて頂きました
けれど一見、みた感じの異常は一切なかった為、やはり中の骨髄内の検査を
研究所にて調べる事になります
似た症例の子を一匹見た事がありますが、その子は救えませんでした
けれどトトちゃんは他の異常が一切なかった為、今度こそは救いたかった
そう、くやしそうに、そして「救えなくて申し訳ありませんでした」と謝罪されました
あまりにも急変しすぎた事、そして何もできなかった事を先生は何度も悔しがってくれました
何度も、精一杯調べて救ってくれようとした事に感謝を述べました
そしてトトの脊髄をどうか生かして欲しいとお願いしました
先生は
「本当に心からトトちゃんに感謝します、そして飼い主さん達にも感謝です。
必ず役に立ちますし、絶対にムダにはしません」
と何度もお礼を言って貰えました
それだけでトトが亡くなったのが救われた気がしました
「最後の番におやつ一本食べてくれたのが嬉しかったんです、飢えて逝くことがなく
少しでも、おいしかったなと思って逝ってくれたと思います」
と私が言うと
「それはトトちゃんが起こした奇跡ですよ」
と言ってくれました
詳細に脊髄の中を調べ、少しでも何かわかったら電話で教えてくれるそうです
そして、万が一ウィルス性のものだったとしたら、現在残る3匹への影響の不安についても
「トトちゃんの場合は本当に特殊でした、ですから他の子達が突然どうという事はないと思います。
まず血液センターからまだ結果が届いていません、それが届き次第にご連絡させて頂くのは勿論、何か心配があったらぜひ電話して下さい」
と気遣ってくれました
トトを連れてそのまま我が家で代々火葬して貰っている公営の火葬場に行きました
ここで共同で納骨して貰っています
今まで飼った子達もいるので、きっと面倒をみてくれると思います
火葬場の方も、おやつを一緒に焼いてもいいと許可を下さり、トトはおやつに困らなさそうです
大きくなったなぁ…このままずっとお父ちゃんと一緒にいると思ってたのに
色々と思い出してしまい、最後に一度箱を開けて写真と頭を撫でてあげました
本当に寝てるだけみたいなトト
そのまま「ごはんなのー!!」って起きてきそうな感じです
口元の白い部分が好きで撫でると「やにゃ!!」って怒るトト
一杯頑張ったトト、本日やっと天国の虹の橋に旅立ちました
我が家に生まれてきてくれて、ありがとうねトト

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