「進行の速さから、リンパ腫(癌)でしょうね」
と余命宣告されていました
献体の時に大学の先生からも
「僕がトトちゃんを見た時はウィルス性は否定しましたが、進行度合いをきくと否定できないです」
とも言われました
なので残った3匹については覚悟していました
もしかしたらキャリアかも知れない
そうなったら覚悟して延命と発症予防の治療を頑張ろうと
まずトトの結果をきいてから、陽性の可能性が高ければ3匹ともに血液検査して
今後の方針を決めようと
夜21時寸前に大学病院より電話、先生はまず一番に
「チィパッパさんのお宅ですか?安心して下さい、血液検査結果は陰性でしたよ」と
涙が出るのがわかりました
良かった…本当に良かった
トト介護中も感染防止のために隔離して手洗い消毒して、トトをダッコしたあとは念を入れて着替えたり
トトにごめんねと謝罪しながらトトの触った物を煮沸したりアルコール消毒液を常備したり
ウィルスは否定されました
これだけで他の子達が同じ目にあう確率がガクッと下がりました
念の為に5種ワクチンは打ちますが、それでまた確率は下がってくれると思います
若い猫のリンパ腫、骨髄系はウィルス性が90%だそうです
それが否定されました
なら、一体なんだったのでしょうか?ステロイドも痛み止めには効いていましたが、それでも進行は進んでいたので効果は不確かでした
「骨髄は現在、研究所で調べています。提供して頂いたおかげで調べる事ができています。
トトちゃんの答えはそこにしかありません。時間がまだかかりますが、必ず結果をお知らせしますので
どうかお待ちください。本当に他の子達は良かったですね、トトちゃんの頑張りのお蔭ですね」
素人があれこれ考えてもトトの場合は難しすぎて無理です
あとはトトを任せた日本有数のプロの人達に任せます
知って今更どーなる?という気持ちもありますが、それ以上にトトを蝕んだ病が憎いです
看病中はともかく「なんで?なんで?」しかありませんでしたが、せめて病がわかっていれば
それに効く効果的な対応が少しはできたと思います
仕方なかった事とはいえ、本当にレアケースとはいえ、どこもそうでしようが、なぜうちの猫が?というくやしさが一杯なんです
ならば生きていた時のトトの頑張りに、せめて正体判明という区切りをつけたいのです
他の子達の互いの毛づくろいもハラハラしながら見ていましたが、陰性だという事で落ち着いて見守ってあげる事ができそうです

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