「ボロボ、全く庭から動かんねぇ…
外生活は完全に無理な子やねぇ…
保護して綺麗な姿に戻ったら、里親探しもできるけどねぇ…だめかなぁ?」
ストレートと言うにはイマイチ歯切れは悪いが、一応希望は伝えた。

↑テラス猫「ボロボ」
母と姉には以前から、もう猫を保護するのは「勘弁して~」と訴えられている。
昨年、今年と仔猫を4回、計5匹保護し、3匹はとてもいい里親さんと繋がったが、2匹は居残りとなり先住猫と合わせて結局6匹の多頭飼いとなっているからだ。
母と姉も基本的に猫も犬も可愛いし好きだが、自分の生活に影響が出る程の数は無理!
猫が家に6匹も居るのは「異常事態」という感覚。
最もと言えば御最もで、それが常識的な感覚なのだろう…
もちろん猫にかかる生活費、医療費は全て私が出しており金銭的な迷惑は一切かけていないが、私は仕事で最低でも一日12時間は家を空けるため、どうしても母や姉にもお世話を手伝ってもらうことになる。
母も高齢の域に達しているので、「勘弁して」の発言は当然と言えば当然…
しかし「もう勘弁して」の母の言葉に「はい!もう保護しません!」とは答えられないのが辛いところである。
もしもまた仔猫が1匹でうずくまっていたら、保護して里親探しをせずにはいられないだろう。
で、もし里親さんが見つからなければ、結局また増えることになってしまう。
ボロボは成猫だが、放浪生活でひどい目にあったせいか外をとても怖がっている。
このまま一生、庭猫…
それも選択肢の一つかもしれないが、怖がりですっかり甘えん坊に戻ったボロボを家の中で人間に可愛がられながら安心して過ごす生活に戻してあげたい。

↑ボロボロだが食欲旺盛
ただ確かに私も二の足を踏んでしまっている。
うちに猫が居ないならまだしも6匹もいる。

↑「あんこ」がかけている…
成猫の里親探しは難しいはずだし、里親が見つからなければ、うちの子になるしかないが、もしエイズや白血病のキャリアだったら?
白血病キャリアなら、うちの5.5畳の保護部屋で一生一人で過ごさなければならなくなる…
いろいろ考えてしまうが、いろいろ覚悟した上でやっぱり最後には「家猫に戻してあげたい」という気持ちが一番強いことを自分自身で確認し、昨夜の歯切れ悪めパンチとなった。
そして母のお言葉…
「ボロボも可哀相だと思うけど、うちの子たちもこれ以上増えたらストレスになって可哀相じゃない?」
こ、これも御最も…

↑問題多し「はちこ」
すでに5才のはちこ(♀)と1才半のあんこ(♀)の相性が悪く常にピリピリムード。
(藁をもすがる思いで今度「パッチフラワーレメディ」なるものを試してみようと思っているが)
男子たちはみんな仲いいのにね…

↑ラブラブ♂同士「天の助」&「きなこ」
はぁ…本当に御最もで言い返すこともできないが、やっぱりそれでもボロボを元の姿、元の生活に戻してあげたい。
そう!優しい里親さんが見つかりさえすればいいのだ!
悪いことばかり考えてたら保護なんてできないのだ!!
うぉっしゃ!がんばろう!!!
って、結局売れ残った「あんこ・きなこ」も同じような決意表明してたなぁ…
うふ…なんだかちょっぴりやな予感♥(- -)
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