今年の4月に住み慣れた大阪から鹿児島の山奥に越して来て、早や8ヶ月が経ちました。
周りは山に囲まれ畑がいっぱい。牛舎の牛の匂いやコケコッコーの鳴き声が響く真の田舎。
あぁ、これぞ田舎暮らしという物件です。
何と私の集落は自分を合わせて5軒しかなく、1軒でも減ったら大変だよ、という過疎地域。
だから人の重要性が大きく、地域で手を合わせる事が当たり前になっています。
夏は皆で草を払い、畑で取れた収穫物は皆に分け合ってくれます。
「分かち合う」という考えが根付いてるようです。これは都会でずっと暮らしてきた
私には本当にカルチャーショックでした。ちょっと大げさですが、大阪から比べたら
外国に思える位、価値観や色んなものが違うのでした。
だから鹿児島に来て、本当の人の温かさに触れた気がします。
そして驚いたのが子供達です。見ず知らずの子供が皆、出会うと元気に目を合わせて
挨拶をしてくれるのです。ある時は自転車に乗った中学生の男の子が2人、私を通り過ぎた
のに振り返ってまで「こんにちはー!」と元気に挨拶をしてくれました。
何と良い子達でしょう・・・ここではそれが当たり前なのです。ここで生れ育った子は絶対
グレたりしないんじゃないかと思いました。
家は山の上の標高がけっこう高い所にあるので、霧がよく発生します。昨日は幻想的に濃く
出ていたので家からの風景を撮ってみました。

それが数時間経つと晴れ渡ってこんなに違う様子になります。
山なので朝晩の寒暖差が激しく、一日の内でも景色の変化が激しいのが特徴的です。

庭の紅葉がとても綺麗で思わず一枚。

紅葉から風景を望む。

こうした環境に来れて、庭でお散歩させれるようになり、にゃうもとても満足そうです。
紅葉を眺めたり、お空を眺めたり、よく物思いに耽っています。
でももうすぐ雪が積もり始めるみたいだから、お散歩は春までできなくなるね。
縁側でひなたぼっこして過ごそうね。

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