お水とお花とおやつをお供えして長い時間祈った。
あの子の定位置だった椅子の上にはお気に入りだったクッションがまだそのままある。
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今日は自宅近くで猫の譲渡会が行われると聞いたので、仕事に行く前に少しだけ覗きに行った。
まだ新しい子をお迎えする気は無いのだけど、いずれは保護猫ちゃんをお迎えしようと思っていたのと、譲渡会に参加したことが無いので雰囲気を知りたかったのもあった。
保護主さんたちがどんな活動をしているのかも見てみたかったのもある。
私は土日祝日に休める仕事では無いため(平日が休み)本格的に譲渡会に参加するには仕事を休まねばならないため、事前に下調べをしなければならないのだけど、幸い徒歩で行ける距離で行われるものがあったので、それを見にいくことにした。
まだ迎える気は無いとはいえ、運命的な出会いがあったらその限りでもなかったし。
参加してた子たちはどの子も可愛かった。
保護主さんたちも質問に快く答えてくれた。
すごく気になった可愛い子が一匹だけいたのだけど、まだもう少しだけ時間を置くことにして、今回は見送った。
こっちが可愛いと思っても、その子はすごく怖がりらしくて、耳を倒してシャーシャー言ってたし、なんだかジロジロ見るのも可哀想で……。
保護主さん曰く「ビビりな子なので、慣れるまで時間がかかるけど、慣れるといい子ですよ。長い目で見てあげてください」と言われ、この子を引き取ってじっくり時間をかける信頼関係を築いていけるのもいいのかなとも考えたけど。
でも、心の中で何かがまだストップをかけている気がして、今回は見送った。
もし、ご縁があって再びその子に会えることがあれば今度はお迎えできるかもしれないなと少しだけ思った。
新しい子を迎えるのに負い目は感じてはいない。
私はあの子を絶対に忘れないし、あの子以上に愛情をかけると決めている。
だけど、まだその時期じゃないのかなと思った。
49日あたりを境に考えてみようと家人とも話し合い、友人にも相談した。
気がまぎれるし、いい出会いがあるかもと友人が勧めてくれたけど……ごめん。まだ無理そう。
あの子達みんなにいいご縁があるといいなあ……。
だけど、譲渡会の雰囲気や保護主さんたちの考えに触れて、いろいろ思うところもあったので、前向きに検討していこうと思った。
話変わって……。
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この写真は「snapcat」という猫の自撮りアプリで、スマホの画面に現れる動く赤い点に猫が反応して、猫パンチが当たれば、その瞬間にシャッターが下りて、猫の自撮りになるという面白いアプリを入れた時のものだ。
なかなかまともに撮れなかったが、唯一成功したのがこれ。
半分しか写ってない上に、なんだか変顔(笑)
友人に見せると「ギャンブルで全財産すったおっさんの絶望顔みたい」とすごい例えをされて大笑いした思い出がある。
我が家にたくさん飾っている長吉の写真の中には変顔のものも多いが、これがベストオブ変顔だと思っている。
猫の表情は豊かで本当に見てて飽きない。
また、こういういろいろな表情を見せてくれる子にいつか会えるといいなと思う。
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