
本日の通勤途中、道路脇で黒い子猫が倒れていた。
生後3か月から半年くらいだろうか?
バイク通勤のため、その場はどうすることもできず、
職場に着いてから車に乗り換えて、子猫の元へ。
外傷らしい外傷はなく、少し眉の上あたりが切れていた。
あとは眠っているようにしか見えない。
もう目覚めることはないんだけれど。
朝は道路が凍結寸前になるほど寒いので、
車に入れても死臭はほとんどしない。
何より、後続車に踏まれることがなくて良かったとも思う。
職場で管理している畑の端に埋めた。
ここにはもうひとり眠っている。
男の子か女の子か分からない、この子の先輩にあたるんだろう。
私はそれほどセンシティブな性格ではないので、
泣くようなことはしない。
ただ、突然に亡くなったであろうこの子と、
うちの子との「差」をずっと考えてしまう。
うちの子たちと出会えて、私はとてつもない幸せを感じている。
比して私の手が小さすぎて、この子たちから与えられるたくさんのギフトを、
受け止めきれないでいる自分が、少し腹立たしくも感じる。
そんな可能性が、たぶん、この子にもあった。
誰かの気持ちにうるおいを与え、人生のモチベーションとなる、
特別な存在の。
そう考えると、たいへん切ない気持ちになるのだ。
君がどこから来たのか分からない。
どこに行くのかも、私は知らない。
けれども、君が衣装を変えて、またここにやって来たときは、
私のような寂しいひとを見つけて、うまくやるんだよ。
人の気持ちの欠けた部分は、君のカタチにぴたっとはまる。
困ったらネコジルシを見て、
パートナーを見つけなよ。ここにはたくさん、
君の本当の価値を、認めてくれるひとがいるからねw
最近のコメント