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ちょっと脱線して先に最近作ったおニャン形を紹介します。
去年の暮れ、弟の友達のおかあさんから雉白のおニャン形のご依頼がありました。
ご依頼というより、弟が無理に「作っから、いらねが」と言ったんだと思います。
前にご紹介した「ゑ~いちくん」という子とそっくりだったというので、この子をモデルにました。
今うちにいる猫たちのことで精一杯で段々薄れてゑ~いちくんの記憶。
写真を見ると傍にいるようにかわいい仕草がよみがえります。
捨てられ、霙の中をさまよい歩き、うちの子になってやっと安心して眠れるようになったころのゑ~いちくんです。


前に作ったおニャン形がゑ~いちくん第壱号だとすると、これは第弐号です。
差し上げるのは次回にして、このおニャン形は手元に置いておきたくなりました。
仔猫時代のゑ~いちくんの写真を見ていると思い出すことばっかり、初めて鏡で自分を見た仔猫は背中の毛を逆立て、しっぽを太くして、何回も鏡の裏に回っていました。
おっかなびっくり、蟹歩きスキップ。
鏡の裏に怯えた仔猫がいると思っているのでしょう。
テレビの中の猫にもイカ耳でフー、シャー。
第参号のゑ~いちくんはこんなポーズにしました。

遊び相手には果敢に攻撃してきます。
第参号には乳歯のキバがあります。
仔猫の乳歯はちっちゃいけど結構チクチクしてみみず腫れの傷が残ります。

フカフカベッドに壱号、弐号、参号もはや手足はどれとだれなのかわかりません。

弟の友達のおかあさんに差し上げるという構想は大きく脱線し、方向転換して違う道を突っ走りました。
今度こそはと思いながらも、季節が春めいてくると、また違うことが頭をよぎります。
雪の中で生活する者は陽気がよくなるとよからぬことを思いつきます。
それで勢いで作ったのがブローチなのですが、写真を5枚載せてしまったので、あとで書き直します。
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