月日はあっという間に。

2017年3月9日(木) 240 / 0

ご無沙汰しております。すぴねるです。
約五か月ぶりの更新となります󾍆

子猫のにーちゃんを保護してから早や十か月…あと二か月で一年が経とうとしています。
最初は里親を探すつもりでいましたが、一緒に生活しているうちに情が移ってしまい、幸いなことに大家さんからの許可も特別にいただけたので、今もにーちゃんは我が家にいます。

私事ですが、二年ほど前から父が病気で入退院を繰り返していて、病気と薬の副作用からくる父の暴言や態度にストレスを抱えた日々を送っていました。
そんな去年の5月27日、うちの車の中にいたにーちゃん。
絶対に殺処分は避けたいんだと父に訴え、父も渋々ですが居候させることを許してくれたので、すぐに病院に連れて行きました。

にーちゃんはオス同士気が合ったのか、よく父の部屋の窓から外を見ていました。父もにーちゃんが外を見たいと催促すると寒い中仕方なく窓をカラカラ開けてあげたりしてました(笑)
私が外は危ないから脱走させないでと言うと網戸を外側から細い竹で突っ張り棒したり、いろいろ工夫していました。そのせいで母が洗濯物を干す時に出れなくて母が怒ったりしてましたが(笑)

それからも、父が入院してる時は母も泊まりで付き添いだったので家には私とにーちゃんだけ…にーちゃんが来る前は一人きりで留守番だったのですが、にーちゃんが来てからは少しだけ寂しくなくなりました。

そして…先月の12日に父が亡くなりました。73歳でした。
母から電話があり急いで病院に父の弟さんの車に乗り向かいました。父はにへらっとした笑顔で眠っていました。看取ったのは母だけでしたが母と最後まで二人きりの時間を過ごし父も酷くは苦しまなかったのが救いでした。
父の顔を見て下さった方からは「良い顔をしてるねぇ。」と言ってもらえました。
それから通夜や葬儀など慌ただしく毎日が過ぎ、もうすぐ初めての月命日です。

去年の母の誕生日ににーちゃんがうちに来てくれたのは、このショックを和らげるために誰かが贈ってくれたのかな…と思ったりします。

父が亡くなった数日後に私がキャパオーバーで熱出したら久々に隣で寝てくれたり…(癒しのゴロゴロBGM付き)普段はツンツンなのに…にーちゃんは本当に不思議なネコです。