お待たせしました?!😁
幸せな日が続く中で、四白朗も順調に大きくなっていきました。
遊びに来る友達にも、最初の頃と同じ人懐こさを見せ、私の両親も憎からず思っていた様子。
ところが、この少し後から四白朗に変化が訪れます。
家の前を通る人を、吠えながら追いかける様になったのです。
歩いてる人は大丈夫、だけど自転車で通る人を吠えながら追いかける...追い払うと言った方が正しいかな?
距離的には大した距離じゃない、家一軒分位の距離...でも通る人は怖いですよね。
体自体はそんなに大きくないけれど、成犬が急に自分の方へ走って来る訳ですから。しかも、吠えながら。
同じ頃、四白朗の体の変化にも気が付きます。
お乳が...妊産婦さんのお乳に。
顔付きとやんちゃな感じから、男の子と思い込み名前を付けたのですが、四白朗さん、女の子でした💦
ただ、妊産婦さんのお乳になっているという事は、妊娠出産の兆候があったという事。
なのに何故か、この辺りの記憶がすっぽり無いのです。
お腹が大きくなってたのも、産む為に私から離れた記憶も全くない。
まぁ学校に行ってる間に産んだのでは?と思えばそうなのかもですが、お腹はいつもぺたんこだった記憶しかない...後は、生後2、3ヶ月?ペットショップで売られている子犬達より、やや大きめの子犬を3匹連れている四白朗の姿。
そして、近所の子供達。
この近所の子供達、決して四白朗と遊ぼう!とか、子犬可愛い!って周りにいた訳ではありません。
多分、春休みだったのかなぁ?
いとこ達に会いに、母の実家へ何日か泊まりに行って、帰って来た私に待ち受けていた現実は、この先の悪循環を生む始まりの出来事だったのです。
実家から帰って来たのは夜でした。
行く前と変わらず、喜びを全身で表してくれる四白朗と幸せな一時。
短い時間だけど一緒に過ごし、また明日ねと眠りに就きました。
次の日、天気も良く、いっぱい遊ぼうと外に出た私。
目の前の会社の塀の上や周りに、近所の小学生達。公園で遊べばいいのに...と思いながら、四白朗を探すと、飼い主の家の方から出て来ました。
すると、子供達の中で一番年上の子が、あろう事か四白朗に石を投げたのです。
それに続いて他の子達も投げてくる。私に走り寄って来ようとしてた四白朗は、向きを替え子供達に吠えかかります。
子供達は塀の上に立ち、届かないからとニヤニヤ笑いながら、またも石を投げつけます。
「あっち行けや」と言うのを聞いて、カチンときた私は、思わず「お前等があっち行け!」と怒鳴り返し、四白朗を呼び戻しました。
私の言う事はちゃんと聞いてくれる四白朗。
四白朗を私の陰に隠すように歩き、飼い主の家の方に行くと、奥から子犬が走って来ました。
「?!」
びっくりしている私の前で、愛しそうに子供達を舐める四白朗。
その時、全て合点がいきました。
家の前を通る人を追い払おうとしたのも、この子達がいたからか。
お腹の中にしろ、飼い主の土地の中にしろ、子供達を守ろうとしてたのかと。
その後は、四白朗と子供達を誘導し、小学生から遠ざけるように近所を散歩し、彼らが居なくなってから家に戻りました。
その日から、学校が終わって家に帰るとすぐに、四白朗の所へ行き、自転車が通ると走って行きそうになる四白朗を止めながら、近所を散歩する日々が続きました。
私が側にいる間は四白朗も落ち着いていて、無闇に追い払うような事はしなくなり、小学生達も近寄らなくなりました。
しかし、これも記憶が抜け落ちているのですが、知らぬ内に四白朗の子供達の姿は無くなっていました。
どうなったのか...考えるのも嫌な結果しか思い浮かばないのですが。
それでも、暫くは平穏な日々が続いたのです。
四白朗と私と、新に増えた3件隣のお家の子。
そして、四白朗のお婿さん?四白朗よりも大きな体の同じ毛色をした野良の男の子。
四白朗と過ごした、最後の幸せな日々。
そして...また続く!
文字だけなのも何なので、オマケの子にゃんず(笑)
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と、安定のちょび太さんw
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