あっちも驚いて逃げようとしたので、
大きく距離をあけました。
車一台通れる団地の狭い道です。
おたがい端っこに寄って、
すれ違う時、「雨嫌だねー」と話しかけると、
こっちを見ました。
私は「おいで」と言いました。
その時ガラッと空気が変わるというか。
えったんは「おいで」の意味が分かったようでした。
「おなかすいてないかね」
「ごはんあげようか」
「おいで」
を繰り返しアパートの前まで、
えったんは距離をあけて付いてきました。
「ちょっと待っててね」といって部屋に入り、
ごはんを持って出ると待っていました。
たっぷり食べてくれました。
夜、寝る前にごはんとお水を置いておきました。
姿は見ませんでした。
明けて10日月曜の朝、ごはんはなくなっていました。
私が出勤する時、えったんが姿を見せました。
「たくさん食べたから、またおいで、また後でごはんあげるから」
と言って私は仕事に行きました。
私はえったん用のカリカリやパウチをたんまり買って帰りました。
帰った時、姿がなかったので少し残念に思いながら、
お家で自分ちの猫たちの準備をしている時でした。
ウチの猫たちの鳴き声に混じって、
何か変なところから猫の鳴き声が聞こえる?
のぞき穴を覗くと、えったんがいました。
ウチの玄関に向かって「ごはんちょーだーい!!」
と元気よく鳴いて訴えていました。
もう本当に可笑しかった( *´艸`)
またたっぷりのごはんを出して、食べてもらいました。
その時の写真

しばらくして外の様子を見に出ると、
えったんがまだいて、何と近づいてきて、
あたまごっちんをしたんです。
だから慌てて動物病院に電話して空きを確認して、
えったんをキャリーに押し込んで、すぐ連れて行きました。
長いですね、ごめんなさい。
えったんと私はこんな風に出会って、
えったんは野良猫だったのに、
牙をむくことなく、
私の家にすんなり入ってきました。
とても不思議だったです。
こないだまで野良だったのに、
こんなに甘えるんだ!?
私は衝撃を受けました。
この写真のえったん大好き。

酔ってんじゃないかと思うくらい、
変な顔で人の膝を独占中のえったん。

鼻水がなおらないのでセーターを買って着せてみた。
次の日帰宅すると6000円が台所の床に無造作に転がっていた光景は、脳裏に刻まれております。

えったんが恋しいけど、
猫いっぱいいるからかーさんは引き続き頑張りますね。
まずはマイケルの歯石問題を解決しなければ。
まだ腎臓の状態が横ばいのうちに、
猫の口腔問題に詳しい獣医さんに診てもらいたい。
黒助もキャリアだから一度お口をみてもらいたい。
やることいっぱいあるね。
えったん、みんなをみててね(о´∀`о)
実は6月はブルーと出会った月でもある。
1995年?だったかな、逆算すると。
うっすらと6月10日だった気もするが、
ちゃんと記憶にないのだ、残念。
2009年6月12日のブルー

顔色が悪いでしょ。
一度倒れて生死を彷徨って、
復活した後のブルーさんです。
この後約3か月後に天使になりました。
私の猫ばなしに、
おつきあいありがとうございました。
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