まずはトライアル決定してたこの子猫。といってももう生後1年過ぎたから、立派な青年猫です。

残念ながら、里親さんに猫アレルギーが発症したそうで、戻ってきてしまいました。
その際、里親さんが用意してくれたケージやトイレを寄付してくださったそうで、オーナーさんは喜んでいらっしゃいましたが、里親さんが決まって幸せになることが本当の喜びなんだろうと思います。
そしてトライアルが決まりそうだった子は、現在トライアル中。なかなかうまくやっているみたいです。
ここで、タイトル。なぜ淋しくないかと言えば、そう、保健所から新たな子猫がやってきたのです。
やってきたのは時を前後して合計9匹。それもすべて乳飲み子ちゃん。
オーナーさんは乳飲み子を育てた経験はないそうで、苦労しながら子育て奮闘中です。
しかしすでに2匹が虹の橋を渡ってしまいました。改めて子猫が生き延びる厳しさを感じます。
保健所に連れていかれた経緯を聞いてみると、ある兄妹は野良猫が子を産んだ、と連れていかれたもの、そして別の兄妹は段ボールに入れられて小学校に捨てられていたもの、だそうです。
前者の野良猫の子の場合、保健所に連れて行った人はきっと猫の被害にあって迷惑していたのでしょうから、子猫は里親を探して母猫は避妊してください、とお願いするのは難しいかもしれない。
ですが後者の場合は、きっと飼い猫が産んだ子猫ですよね?
可愛い飼い猫が産んだ子猫は可愛くないのかな?なぜ里親探しもしないのでしょう?なぜ避妊手術を受けさせないのでしょう?
健康な体にメスを入れて子宮を摘出する。それは確かにひどいことでしょう。でも、せっかく命がけで産んだ子猫をろくに授乳することもできないまま奪われることだって、母猫にはとても辛いことのはず、と思うのです。
それにしても、子猫はやはり人気です。
まだデビュー前ですがすでに里親の申し出があるそうで、1匹はもう乳飲み子を育てた経験のある人のところでトライアル中です。成猫さんと青年猫さんには強力なライバルです。
成猫は当初よりも人に馴れ落ち着いてきたものの、やはりまだ人が怖いらしく、里親さんのもとに行くのはまだ無理かなという気がしますが、青年猫のほうはよい里親さんが見つかればいいなと思います。
この子も少し臆病でそのため人懐っこくはなく、去勢した割には顔つきも精悍、でも実は控えめでおとなしい、とてもいじらしい子なんです。
みんなが幸せになれますように。
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