長毛にありがちな、夏は弱いタイプ(そりゃそうだ)。
猛暑ともなるこの時期、
日中はあまり動かず、夕刻の涼しくなる時間まで体力を温存している。




寝返りはよくうつ。
このコロコロしてる様子がとても愛らしい。
そうして、急にムクっと起きだして、
駆け足で私の足元をすり抜け、台所に。
そこで一言「にゃわん!」と鳴く。
仕方なくおやつを取り出すと、
その様子を喜んで「にゃわわわわわわ!」と連呼。
この声をマルリが聞きつけて、
彼も颯爽と台所に登場する。
我が物顔で姐さんのぶんまで攫ってしまうため、
最近は、おやつを取り出す前に、「しっ」とナイショだよの合図をする。
賢い彼女は、何となく理解してくれたのか、
「にゃ!」っと短く応えるようになった。
おかげで、最近はあまりマルリがやって来ない(笑)
Kさんは猫が好きなんですね?
よく聞かれる。
答えはもちろんYes!なのだけど、
特別好きなこの姐さんは、きっと姐さんだからだろう。
レプンが猫なのは、たまたまそうであっただけのように感じる。
彼女が犬であっても、狸であっても、
(彼女にまつわる、猫に化けそこなった狸説は消えない…)
その存在自体が、何故だか私にマッチする。

夢にさえ見ない、形而上学的な理想のサムシング。
私は、こんなにそばで、出会えた。
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