ただ、猫が好きで、ほっとけないだけの人間です。
皆さんご存知の通り、猫は避妊、去勢をしなければ、ドンドン猫の数が増えます。
飼うには限界もあるし、野良として生きていくのも大変です。それに、そういった気になるけど、幸せにしてあげられない猫を増やさないために、私は個人で手術をしてきました。
ここ20年ぐらいで、野良猫、保護猫、色んな関わりを持った猫の手術は50匹は軽くいっていると思います。
飼い猫を含めると、もっと増えます。費用は自腹ですが、自分のためにやっているので、それは納得しています。
ただ、私は自分の関わりある猫、または相談を受けた相談者が猫のことをキチンと考えている場合、捕獲してきました。
しかし、中には自分は良いことをした!と、思っている?な人もいます。
例えば、自分は時間もお金も出さないのに、「あの野良猫、何匹も子供産んで、育たないし、かわいそう。猫嫌いな人多いから、何とかならない?」
または、私に許可なく自分の知り合いに「安く手術できる病院聞いてあげる!」と、ふれまわる。
(ボランティア価格で手術はしてません)
こういうようなこと、よくあるのですが、これって、自分が助けた!とか、自分のおかげ!とか、自分が人から評価されたいだけで、猫のこと考えてないと思うんです。
手間や、お金も人任せなのに、人の弱味につけこもうとしているだけのように思います。
こういった方は、捕獲でのちょっとした手助けもしません。電話一本も協力する気はないのです。
野良猫は、確かに迷惑をかけることも多いと思います。時間も費用もかけたくないなら、個人の考えですからいいです。
だけど、手術した一代限りの猫については、自分の見栄や評価ばかりではなく、暖かく見守ってほしいと思います。
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写真の子は、親猫を避妊してほしいと言われた地域にいた子猫でした。親猫を避妊しても、いまいる子猫は迷惑ということでウチヘ連れてきました。親猫はその地域で面倒をみて下さる方をみつけて、今もご飯に困ることなく暮らしています。
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