最強の猫 小梅 （番外編） キレる

最強の猫小梅（番外編）キレる

2017年8月19日(土) 272 / 2

前回の日記で、小梅が気性が荒い子猫だったと書きましたが、そんな小梅も徐々に大人しくなり、病院の先生にケガを負わせることは無くなりました。

小梅が1歳〜2歳ぐらいの時に、いまの長老達3匹の黒猫がきて、それなりにバタバタとした安定した生活をしていました。

小梅に襲われることもなくなり、平和に暮らしていたのですが、小梅が若い頃にある出来事が起こりました。

その日も、普通に生活をしていたのですが、急に小梅が興奮し始めたのです。
いつもみたいに、ただ怒るのではなく、鼻の穴がなるぐらいに深い呼吸。
ふごふごいいながら、呼吸も早くなっていき、目も怖くなっていきました。

ゴルーー‼️ゴォルゴォルゴルーー😡と、キレだしたのです。

私と黒3達は、呆然です。

((((；ﾟДﾟ))))))) 梅？

もう声も聞こえてません。シッポもパンパン、正常ではありませんでした。

急にキレたケモノの小梅は制御不能な状態になり、リビングから二階へ。

トイレをするとかご飯を食べるとかは、できなくなり、ただ怒っているのです。
触れないどころか、そばに行くだけで、ゴルーー‼️です。

3匹も小梅が気になりそばに行くのですが、私同様ゴルーー‼️です。

もう訳がわかりません。

そんなゴルーー‼️状態が、1日、2日経っても変わらず。病院へも行けず、小梅は何か病気か？と、悩む日々。

ご飯をそばに置くときもドキドキです。急に飛びかかるのでは？と、身構える毎日が1週間過ぎた頃、急に小梅は元の小梅に戻ったのです。
普通に、ご飯の催促、何も変わらない日常になったのです。

急に戻られても、戸惑う私たち人間と黒猫3匹。腫れ物にさわるかのように、キレないように扱います。

てんかんの一種だったのか、今となっては判りませんが、一生に一回のゴル様でした。

小梅以外の猫で、あんなことになったことはありません。しかしいざとなると、飼い主は何もできないなぁと思いました。
あれ以来意識したつもりはなくても、どこかで小梅にはビビっていた飼い主だったかも。

小梅の後は、どんな子も穏やかに思えます。

7 ぺったん