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我が家の保父猫だった楽(がく)の最初の子猫の子育てはこの写真の子。
だがこんな猫捨てると言われた子。
私には、可愛い子に見えたが、飼い主には不要な子だったらしい。
次に来た3匹は、男の子2匹と女の子1匹。
それぞれ名前をしまじろう、とらじろう、かりんとつけました。
この子たちは、最初に育てた子猫の母猫が、すぐまた妊娠し、生まれた子たちです。
飼い主は高齢者のご夫婦で、母猫以外にも息子猫、娘猫がいたが、3匹とも避妊や去勢はしていなかった。
これまで、子猫が生まれると、貰い手がないからと、捨てに行っていたらしい。
こういった方は、何も言っていないのに、すぐに自分の立場を正当化する。
自分だって好きで捨てるわけじゃない、猫のことは大事にしているなど、言ってくる。
私にとって、ご夫婦の体面などどうでもいい話なのですが、命を助けれるかが変わってくるので、ここは相手を否定しませんでした。
いろいろありましたが、子猫たちは、無事に家へやってきました。
3匹とも可愛い盛りの子猫です。
楽はそれは嬉しそうに世話をする毎日です。相手が3倍なので、目が離せません。
どこへ行くにもついて行きました。
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写真は、当時の楽と子猫たち。
そして、子供たちが順調に育ち、生後3ヶ月ぐらいの時、庭に1匹の子猫が来ました。
キジトラの女の子。片目が濁った子でした。
一回り小さい体の子でしたが、我が家へ迎えました。名前をはなにしました。
子猫たちはすぐに打ち解け、4兄弟に。その頃には楽は付きっ切りの子育てから見守りに変わっていました。
4兄弟の運動会はとても賑やかで、激しい遊びでした。
そんな楽しい毎日が1ヶ月ほど過ぎた頃、ある変化がおきました。
はなの体温がすごく高いのです。しかし、本人はいたって普通。
そしてまた変化が起こり、今度は体が膨らみ始めたのです。
病院での診断はFIPでした。
当時私は、飼い猫でのFIPは初めてだったので、こんな小さな子猫が助からない病気があるなんて、知りませんでした。
そこから、はなの通院が始まりましたが、みるみる弱っていきました。
そして、新しい家族はたった2ヶ月でのお別れになりました。
楽は、今回はひどく落ち込むことはありませんでした。
おそらく見守りに入っていた分、距離感が近くなりすぎなかったのでは?と思います。
3兄弟は、しばらくは急に居なくなった兄弟を気にしていました。
3兄弟は、今も一緒に暮らしています。
大人になっても楽に毛づくろいをねだり楽を困らせています。
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