去年の夜8時頃、バイパスの降り口交差点で信号待ちをしていると
車の窓を閉めているのに、何か鳴いている声を娘と感じました
「どうする?」
と、言いながら近くに停車して娘と鳴き声の近くに行くことにしました
「この辺だったよね」
2人で草むらを探しているのですが、かき分けると逃げて
また、違う場所で鳴きます
小雨が降る中、探していると通りすがりの方々が
「どうしたんですか?」
と、声をかけてくるので
「子猫が居るみたいなんです」
そういうと、その中の一人の女性が
「一緒に探してあげますよ。飼うんですか?」
「そこまでは、考えていませんが、ここに居たら死んでしまうと思いますので見つけようと思います」
すると、その女性は、小雨の降る中なのに草むらへ どんどん入って探してくれたのです
「濡れてしまいますから良いですよ、申し訳ないですから」
「作業服ですから良いんですよ、帰るだけですし」
それから、30分くらい探しましたが捕まえられず、その方も帰宅が遅くなってしまうので
帰っていただきました
そこから奮闘すること10分くらいで娘が捕まえました
が、
「痛ーい!!!」
ギャーギャー 大声で鳴き
娘の手を噛みつき 引っ掻いて大暴れ
あまりに暴れるので私が受け取るも
私も噛みつかれ 大暴れします
「マイバッグだ」
マイバッグに無理やり入れると
急に大人しくなりました
「痛い 痛い」
二人で流血しながら
やっとのことで捕獲し抱いて車に戻りましたが
あまりに大人しくなった猫はどうかしてしまったのだろうかと
心配になりました
なんか 観念したみたいでした
一緒に探してくれた女性は
パンクしたバイクを引いて歩いていたんですが
私たちに声をかけてくださったんです
お礼を言わなくっちゃと
探すとまだバイクを引いて歩いていらっしゃいました
パンクしてスタンドを探しているとのことですが
田舎のスタンドは閉店が早く
午後8時頃には終わってしまう
聞くと小学生のお子さんが家で待っているとのこと
直せないので仕方ないから大きな坂道が2個もある道を
バイクを引いて歩いて帰ると言うので
バイクは乗せられないけど
送って行くことはできるのでと送って行きました
優しい方との出会いもあり
捕獲したのがくーちゃんです
保護した時は約600gでした

シャンプー後のクムを覗くチータとアン

1年経ってイケニャンになりました
これからも、ずっと一緒だよ

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