すると、中にいた先生たちは、またか・・・と言う顔をします。
病院との付き合いも長いので、先生方も我が家の事情はご存知です。
昔は猫の匹数も少なかったので、病院へ通う日も少なかったので、先生と会うのもたまにでした。
ところがいまは猫の数もかなり増え、週に何日かは通っています。
いまは高齢の子が増え、腎臓病の子が多いです。
猫自身、病院へ行きたい!!とは言いませんが、行ってくれると顔つきも穏やかになります。
先生は私の性格をよくご存知なので、どこまでも延命治療をすることを知っています。
たくさんの猫を抱え、病院通いも多いので、治療費なども心配してくれています(笑)
我が家の猫たちが、ほんとうは無理に延命してほしくないかもしれない。
いつも自分の中で葛藤です。
いい飼い主でなくてもいい。
分かり合えてる飼い主でなくてもいい。
だけど、生きてほしいと言う飼い主のわがままです。
今年の春、ふだん病院へ行かない猫タケが調子が悪くなり、なんとか捕まえて病院へ行きました。
診察の結果、腸に腫瘍が見つかりました。
すぐに手術をしましたが、容態はよくありませんでした。
そこから毎日のように通院しました。
ご飯が食べれないタケは点滴だけで生きていました。
毎日毎日、タケが望んでいるかわからない通院を一ヶ月ほどして、タケは亡くなりました。5歳でした。
今でも考えます。
私のエゴだったのではないか?
もっと早く終わりたかったのではないか?
考えても答えがでないことを、考えてしまうのです。
多分、これからも答えのでない問題が起こると思います。
後悔もしていくのだと思います。
でもやっぱり困った飼い主だから、1日でも長く一緒にいたいとワガママを言うと思います。
もっともっと、猫の気持ちを感じとれる飼い主にならなくては・・・・
せっかく縁があって一緒に暮らしてくれているのだから。
今の季節は気温の変化が激しすぎて、ついていけていない子たちもいます。
この時期もまた、私にとっては怖い季節です。
今年もあと2ヶ月、いまの皆で新年を迎えるのが、いまの望みです。
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