グルの性格があったからだと思います。
これが外の世界なら生き抜くために親と子の別れは必須ですが
家猫なので外敵がいない安心感で
いつまでも家族で幸せなのかな?とか思います。
では、イクメン当時のグルです!!
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子猫団子…メロもトトも中にいます。まだ人の匂いがつくと危険かと警戒していた時代です。
生まれて一週間たってたかな?
マロコがガリガリで弱って育児放棄していたので病院に相談していた時期でした。
そして病院のアドバイスで隔離してたグルが脱走して子猫に飛び込んだ結果…
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子守してました。常に保温と遠くに脱走すると咥えて連れ戻す役。
お蔭で仕事で不在時も安心がありました。
マロコも幸いにもグルに子猫を任せて安心して寝て食べて体力を少しずつ回復できました。
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マロコは常におっぱい専門でウンチを舐めたりの世話や躾はグルがしてました。
尻尾でじゃらしたり、新しいボールのオモチャを与えたら
「こうするんにゃ」と見本をみせたり、子猫達の喧嘩が激しくなると
咥えて引き離したり、常に子猫達と弱ったマロコを毛づくろいしたりと世話を焼いてました。
特にトトがお父さん子で常に傍にベッタリで後追いしてました。
グル&トトのペアで箱に入って寝ていたりと可愛かったです。
毎日、子を抱きしめる父の姿が見れました。
踏まれても押されてもグルは子に怒る事はなかったです。
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トトを毛づくろいするグル、子達は毛づくろい=親がしてくれると思ってますw
子や妹が一声鳴くと必ず走って助けに来ます。
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なんだかんだと甘やかして、ほかの子達も何かあるとグルの所に逃げていきます。
常に女の子達にティされてますが、それでもちゃんと我が家では唯一の男の子
グルの立派なおとーさんの地位は守られています。
自分が一番強くて大きいのがわかっているからこそ、我慢強いグル。
娘いわく「人間だったら惚れてる」レベルのいい男ですよ♪
兄妹の近親交配をさせてしまった我が家、メロ達が本当に無事で良かったと思うと共に
無知の怖さを反省です。
それでも生まれてきたメロやトト達にありがとうです。
動物はある程度大きくなると親も子もなくなるというのが以前の私の知識でしたが
グルのお蔭で動物にもオスにも我が子を愛する愛があると教わりました。
だっていまだにメロやマロコの世話をします。
家族が大好き、外敵に敏感に反応するのも家族を守るため。
そして人を攻撃したくなくて耐えてストレスを貯めてしまう息子。
我慢強くて優しい子、それが息子グルです。自慢の息子です。
そんな息子が家族と引き離されたキャリア発覚時代。
きっと想像以上に彼にとっては辛いものだったと思います。
何度も何度も扉の前で必死に会わせてくれと懇願するグルに涙した事もありました。
だからこそ陰転時の家族再会は忘れられません。
家族の傍に行って、やっと本来のグルに戻った目が生き生きとしていました。
あれほどに嬉しそうな顔をした猫は初めてでした。
そして彼にとって家族とは、とても大事な物なのだと思います。
家族に会いたくて陰転したのでは?と思う程です。
その家族の輪に私たちも入れて貰っています。
ありがとうねグル、これからも宜しくね。
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