これからの戦いに一人ではないと勇気を頂きました。
妹は信じています。ただの胃癌であり手術に耐えれば光があると。
10万人に1人の確率とやらを引いた妹…そんなのばっかしやん我が家って。
でも奇跡のグルの確率もある。次は良いのが当たればいい。
妹が美容院に予約を入れました。
「小児がんの子に髪の毛を寄付するんだよー抗がん剤したら無理になるからさー」
次は私が寄付してやる、私は髪を伸ばす事に決めました。
まだ笑える、冗談も言える。
けれど介護に携わる医療の仕事をする母は薄々と感じている様子。
幼い頃はあんなに怖くて強かった母が今は小さくなり、うなだれて
「なるようにしかならない」と言いつつ、背中は「なんで?」と泣いています。
もう母に妹を支える事は無理だと判断した私は、以後は私がメインで
母は助手という位置で動いていくと思います。
名目は「私の体格だと妹が倒れても支えられるけど、おかんは無理だ」
で納得して貰いました。
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妹の猫のユズ13歳、この子の今後もちゃんとおかんが面倒をみて餌も決まったのを
ちゃんと私が援助すると妹に約束しました。
食べ物アレルギーがあって、血便が出たりして、やっと食べ物が合って落ち着いた矢先でした。
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グルの時の様に奇跡が起きないかな…頼むよグル。
最近、君たちはどうして妹にとても懐いていたんだろ?教えてよグル。
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娘に甘える坊ちゃん、かかさん新しい癌保険が適用になったら検診行くよ。
明日は妹はCTスキャン検査、先生はなんの為だかは言いませんでしたが私はわかります。
転移をみるためです。けれど妹には言いません。
まだ妹が希望を抱いています。私は絶望しません。
手術すれば治る…そう妹も母も娘も信じています。そうなって欲しい。
娘は「おかーさん、妹ちゃん甘やかし過ぎ!!」と怒る始末。
ごめんごめん、ちゃんと君の事も考えているからねと機嫌をとる。
入院生活にとタブレットを妹にプレゼントするのに娘は怒ります。
「そんな余裕は我が家にはないじゃん!!」
安いのみつけたから…あんたも見舞いに行ったら使っていいからと。
できる事は限られてるから許してなと、不満げな娘に自分の嘘が上手なのに複雑になったり。
一見まだ何もない普通の家族の光景。
神様、私は今凄い嘘つきです、けれど罰は私に与えていいので
もう少し嘘をつき続けさせて下さい。
そして最後に「大げさに心配して」って笑われる位にして下さい。
猫達のあたたかさが命のあたたかさです。とても優しいあたたかさです。
また、この日記をお笑い日記にかえてやるんだ!!
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