札幌市の某所…この界隈一帯は兎に角、以前から野良ニャンが多くて多くて!
数年前から保護やTNRを行っている場所です。
その場所には川があります。

先月、地域の猫好きの方から川っぷちに猫が沢山いて仔猫も沢山生まれている!どうにかしないと!と相談を受けました。
私のところにはやはりその近くで保護した猫達がおり、家にはもう保護スペースがありませんでした。
相談者は猫達がいる川の側の猫好きの高齢の方に預かりボランティアを頼み込み、その方に現在保護をして頂いています。
保護した仔猫達は保護時生後3ヶ月位で7匹。

皆、美味しいご飯を入れた捕獲器につぎつぎと入ったので(かなり空腹負だったと思います)2日で保護することができました。
預かりさんやご近所で当方と同じように個人で猫保護をしてくださっている方達(どなたも御高齢の中頑張っていらっしゃいます)からお話をきいているうちにいろいろと判ってきたことがあります。
近所に昔から猫を虐待する爺がいるということ。
所謂、「無責任な餌やり」。
ですが、それだけではないようです。
仔猫の時だけ家の中に入れて成猫になったり妊娠したら容赦なく締め出し、しつこく入りたがる猫は大きな石をぶつけて虐げているそうです。中にはそれで死んだ猫もいたとか。
(本人も石をぶつけたら死んだ。ということを言っていたこともあるそうです。)
現在、保護している母猫は今年の9月下旬辺りに川の中で死んでいたそうです。
ご近所の猫好きさん達は爺が石をぶつけて殺し、川に遺棄をしたのではないか?と思っているようです。
雪が降る直前の11月の中旬頃に預かりさん宅を訪ねた時に、その爺宅の窓に一生懸命、手でカリカリと窓をかいて「入れて…!」とまるで懇願するかのように家に入りたがっているキジシロの成猫を目撃しました。

近所の方に訊いたところ、やはり爺に締め出された猫とのことでした。
仔猫の時は爺宅で過ごしご飯も貰っていたみたいです。
しかし、爺は寒空に締め出しました。
北海道の雪の降りだす直前に締め出すとは最悪の虐待行為です。
口や目の周りも汚れていたので大分弱っていると感じました。
今迄、爺が増やして締め出した猫達を保護している方が外に2重構造のハウスを幾つか設置して下さっていますが、キジシロちゃんはあまり来ないそうです。

爺宅しか知らないのです。
爺の家についているのです。
不憫でなりません。
保護してあげたいのですが、当方もご近所の方々も知り合いのボランティアさん達も保護猫が飽和状態です。
現在、保護や里親さんになって下さる方を探しております。
北海道はキジシロちゃんが締め出された後くらいから、冬将軍が居座りこのところ氷点下が続いている日々で、雪もかなり積もっています。

この件についてはまだまだ書きたいことが満載です。
また続きを書かせて頂きたいと存じます。
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