実は年末、アルバが突然の胃液嘔吐と食欲不振に襲われました。
かかりつけはお休みだったので、次に良く行く病院へ。
最初の通院の際はFIPの検査を受けた。まだ若いこと、触診の際腹水が認められないことから、こちらは陰性だろうな、とは思っていたし、実際検査結果は-。
とりあえず吐き気止めとガスターを注射してもらい、その日は診察終了。
これで収まってくれれば…という願いも虚しく、次の日も胃液の嘔吐があり、食欲不振も続いている。
しかもなんだか耳があったかい…え?!熱ある?!
ってことでまた同じとこに駆け込んだ。
今度は血液検査とレントゲン。誤飲は触診された時にも「ないとは思うけど…」とは言われていたけれど、万が一を考えてお願いした。
血液検査は正直、あんまり意味無いよなー…とも思ったけれど、こちらも万が一の為にデータ取っとこうくらいのつもりでやってもらう。
結果待ちの間、獣医さんと色々な可能性についてたくさん話した。
誤飲、シャント、急性膵炎、胃腸炎…よく聞くものから、えっ…それなんでしたっけ…?っていうくらい難しいものまで、本当にありとあらゆる病名を上げては今出ている症状とすり合わせる。
けれど結局、どの病状にも当てはまらず、こうなったらレントゲンを見るしかないね、ということになった。
現像が終わったレントゲンを見せてもらい、愕然とした。
確かにアルバはむちっとまるっとずんぐり体型で、胴体が短いなぁ…とは思っていた。なんとなく、だけれど、尻尾のつけ根の骨も、ちょっとだけ変…。
アルバには、本来7本あるはずの腰骨が6本しかなかった。
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1本足りないことで、本来の間隔よりも狭く神経が集まるため、高い所から落ちたり、冬場冷え込むと神経痛や、後肢の痺れが出る。
そこまで見て、食欲不振は説明が出来てもやはり嘔吐の原因は分からずじまいだった。
薬もあれこれ渡されたけれど、その日は投薬を諦めた。ビビリのアルバにとって、通院、車に乗るだけでも相当のストレスがかかっているのに、その日のうちから投薬なんてことはしたくなかった。
とにかく落ちつけるように安静にして、嫌がることは極力避けて年が明けた。
これで食べなければ本格的に大学病院の通院もしないとなー…なんて考えながら、一番食べそうなご飯を口に持っていく。
…!!たべたー!♡
ほんの少しだけ、だったけど、しっかり食べてくれた。嘔吐もない。
2日には普段の70%くらいまで食欲が戻り、3日にはじゃらしに食いつくようにもなった。
結局、何が原因でああなったのかは分からないけど、骨の先天的な異常があると知れただけで充分良かったなーと思う。
これから先、アルバに何があるのかは正直全くわからない。
でも、私はアルバがずっとずっと大好きだよ♡
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