何がおかしいかと言うと、あんなに食べることに執着していたむうたが、朝から全くごはんを食べない。
口内炎で口が痛かろうが、怪我をしていようが、ごはんだけはしっかり食べていたむうた。
その後むうたが全くごはんを食べない。
これは異常事態と言えます。
早速先生にラインで連絡。
むうたの状態、食べないこと、トイレが柔らかめなこと、はてはバイタルまで。
先生、すぐに来てくれました。
先生が着いた頃には、鼻もつまってぷうぷう。
ヨダレも出てきて、せっかくのイケメンが台無しの状態に。
カリシウィルスやヘルペスウィルスも持ってるむうた。
夜がだんだん冷えてきたころなので、猫風邪とのこと。
もちろんヘルペスも併発。
とにかくお注射とお薬で様子見。
よるは猫ベッドの横にパネルヒーターを設置。
猫ベッドの下にはカイロを仕込ませて、これで寒くないはず。

次の日、先生が持ってきてくれたa/d缶を1/3程食べた。
よかった。
よくなってきてるのかな。
そう思っていたのもつかの間。
その日の夜にはまたごはんを食べない。
ヨダレだらだら。
お鼻グズグズ。
くしゃみしゃんしゃん。
咳まで出てきた。
おまけに大量の嘔吐。
ひぃっΣ(゚д゚lll)
大変だよっ!
先生、次の日も来てお注射。
次の日も、また次の日も。
むうたの状態は一時的には良くなるものの、しばらくするとまた同じ状態。
元々免疫不全のむうた。
なかなか良くなりません。
「つらいよ〜。苦しいよ〜。ママ、助けて〜」
と訴えてはくるものの、起き出しては来ません。

免疫不全である限り、常に病気の恐怖と戦わなければいけない。
恐れていたことが起こってしまった。
もしかして、このまま…(´;Д;`)
それでもむうたはなんとかトイレだけには起き出してきます。
むうた、つらかったらムリしなくていいよ。
ちゃんと処理してあげるから心配しなくていいよ。
夜も心配で側を離れることができません。
すっかり寝不足の毎日。
ママが付いてるからね。
大丈夫だよ。
元気になるよ。
そんな生活が1ヶ月近く続きました。
ごはんは少しずつなら食べられるようになってるものの、体力が落ちてきてるのは明らか。
本当はお腹も空いてるはず。
でも、食べられない。
なんとか栄養とってもらうために、非常用のチューブのフェロビタを一口でも舐めさせる。
むうたもつらいでしょうが、苦しんでいるむうたを見るのもつらい。
むうたの鼻がぷうぷういってる。
咳もなかなか治らない。
瞬膜もいつもより出てる。
長く悩まされた口内炎が改善したことで、少し調子にのっていた私。
むうたの本当の病気、猫免疫不全の恐ろしさを本当のところわかっていなかったのかもしれません。
むうたの病気。
それは、病気になりやすい。
感染症になりやすい。
それはもちろんのこと。
でも、本当の恐怖は、一度体調を崩すと、治りにくいということだったのです。
本来なら薬や注射で簡単に完治するような症状でも、免疫不全の子は体内で戦ってくれる免疫力が弱い。
だから、健康な猫さんより、より長い期間、免疫不全の子を苦しめてしまうのです。
でもでも、ここで諦めるわけにはいきません。
むうたをうちの家族にする時決めたはず。
むうたのメリットもデメリットもすべて受け止める!
いいことも悪いことも全て私のものだって。
むうた、頑張れ。
むうた、頑張れ。
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