食べられる日もあれば、食べられない日もある。
ヨダレもなかなか治らない。
咳も出る。
猫の咳って、体全体を使ってゲコゲコするので、見てるだけでつらい。
それでもむうたは、なんとか食べようとごはんの方に顔を向ける。
においを嗅いだだけでダメな日もあれば、頑張って食べようとする日もある。
先生も毎日のように来てくれる。
インターキャットの注射。
ステロイド。
抗生剤。
むうたは頑張って治療に耐えてる。
いつもむうたに
「大丈夫だよ。きっとよくなるよ。早く元気になって、おいしいごはん、いっぱい食べようね。ママがついてるよ。大丈夫。大丈夫」
と話しかけます。
その甲斐あって、なんとかむうたは少しずつですが、ごはんが食べられるまでに回復。
あんなに苦しそうだったのに、お腹が空いたとごはんをおねだりするまでに。
まだお鼻はグズグズしてるものの、なんとか元気を取り戻したむうた。
体力も少しずつ戻ってきて、自分からウロウロするように。
回復後、むうたは今まで食べられなかった分を取り戻すかのように、食欲増進。
うちには、実物大のラブラドールのぬいぐるみがありますが、並べてみるとこんなことに(^-^;



なんと、回復するまでに2ヶ月かかった。
免疫不全という病気は、ここまで猫を苦しめてしまうものなのか。
改めて、むうたの病気の恐ろしさを実感。
今回は運が良かっただけかもしれない。
たまたま、病気よりもむうたの生きようとする力が勝った。
でも、また同じような症状が出たら?
今回よりももっとやっかいな感染症にかかったら?
むうたの病気、ウィルスの事を考えると、少しでもゆっくり出来る場所が必要。
将来、酸素室を設置するとこになるかもしれないこと。
そしてちまさんとのある程度の住み分けも必要と考えた私は、家の一部を改装して、むうたの部屋を作ることに。
ご近所さんには
「猫のためにそこまでするのは間違ってる」
と散々言われた。
でも、これが一番いい方法だと思えた。
そして完成した部屋は東側と南側に窓があって、日当たりはまずまず。
9.5畳の広さ。
これならむうたも十分遊べる。
そして、キャットステップと天井近くのキャットウォーク付き。

むうたのお城です。
これでむうたもゆっくりできるね。
ここなら、知らない人は誰も入ってこないよ。
ここにあるのは、全部むうたのものだよ。
猫ベッドも、おもちゃも、おやつも。
もちろん、好きな時に部屋から出ていいんだよ。
夜はゆっくり眠れるね。
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