お外の子とは、1年以上前からうちにごはんを食べに来ている「ビスコファミリー」のこと。
うちの近所を寝ぐらにしてるビスコ母さんとその2匹の娘、こひめとがらしゃです。
ビスコとの出会いは、むうたがうちの子になって間もなくのこと。
元々、うちから300mほど離れた家でごはんをもらっていたのですが、ある時からうちの近くに引越してきたようで。
ビスコがごはんを食べていたおうちの人に聞くと
「最近帰って来ない」
とのこと。
一体、ごはんはどこで食べているんだろう?
気になってきた。
あんまりうちの周りで見かけるので、やむなくごはんをあげることに。
えさ場を作ってやると、警戒心の強いビスコは最初は姿を見せることはなく、私がいない間にささっと食べて、ささっと帰る。
正直、ビスコが食べているのかどうかすら怪しい状態。
でも、何度かビスコが食べているところを目撃したので、
「ビスコが食べに来ているに違いない」
と自分に言い聞かせて、毎日朝、晩とごはんを出してあげた。
しばらくすると、朝、外にごはんを持って出ると、物陰で待つビスコの姿が。
ビスコは毎朝、私が出てくるのを待つようになっていました。
物陰でごはんを待つビスコ

このビスコ、推定年齢4〜5歳。
鯖トラの美猫さん。
とっても臆病で、もう2年近くごはんをあげている私でさえ、未だに触らせてもらえません。
体は小さめ(といっても3kg前後。むうたを毎日見てると、どんな猫も小さく見えてしまうむうたマジック(^-^; )ながら、昨年春頃から突然大食いに。
朝、ごはんを食べて、一旦帰るものの、2時間もするとまたごはんを食べに来る。とにかく2時間おきにごはんを食べに来る。
「はて…?どうしてビスコはこんなに食べるのかな?」
という疑問はすぐに解明されました。
ビスコのおなかがみるみる大きく。
そう、ビスコはおなかに赤ちゃんがいたのです。
出産のために、なぜかうちの近くに引越してきていたのです。
慌てて私は、ビスコのフードを栄養価の高い妊娠猫用に。
併せて仔猫用の缶詰めも。
今までカリカリメインだったフードが缶詰めになったことで、ビスコの食欲は更に増進。
結果、1日に5〜6回ごはんを食べに来るように。
朝、私がごはんを持って行くのが遅れると
「んなびゃ〜〜〜っ!」
と怒られることも。
でも、全然触らせてはもらえない。
内心
「ひ〜っ💦」
と思いながらも、元気な仔猫を産んでもらうために、せっせとごはんを運び続ける私。
産まれたら、子どもを保護することに決めていたので、とにかく元気な子を産んで早くうちに連れてきて欲しい。
その思いとはうらはらに、なかなか産まないビスコ。
一体いつになったら産むんだろう?
おなかが大きくなってから、かれこれ半年ぐらい経つ。
そういえば、なんか体すっきしたような。
もしかして、死産だったとか?
そう思い始めて4ヶ月。
季節は春も終わりかけた頃、なぜか隣接した田んぼの中から猫の鳴き声が。
田植えが終わって水を張った田んぼの中から猫の鳴き声。
ありえない…
なにそれ、おっかない:(;゙゚'ω゚'):
私は田んぼの中から聞こえる声の主を探し始めました。
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