トラの様子は 変わらず 安定しています。
といっても食欲は元気な頃の2/3ほど、寝ていることが多いし、オモチャなどに全く興味を示してくれませんが‥。
毎日1日3回の薬も欠かさず飲ませて、体調を崩して 毛艶がわるくなってしまったのも ずいぶん 戻って来ています。
後ろ足が細っそりしてしまったのは 先生いわくステロイドの影響もあるのだとか‥💦
今、薬の減薬はこわいので慎重に考えないといけないそうですが、私には回復にむかっているようにしか見えないです。それでも、先生は 4月ごろの急変の恐れがあるかもしれないことを否定出来ないといいます。
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この病気の治療法がない理由は
猫病学において、致死率が高く、予後も悪い、だから手の施しようがない。アメリカなど海外では、確定診断されれば 苦しむ前に安楽死を選択されることの方が多いそうで、研究なども進まない。日本では 国民柄、安楽死は第1選択肢ではなく、せめて猫のQOLを少しでも穏やかに維持しようという ずいぶんハードルの低いところを目標設定をして治療をするからだ。と先生から聞きました。
実際 先生のところには、
駆け込みで、FIPなので安楽死させてくださいと猫ちゃんを連れてきた飼い主さんが居たそうです。
もちろん、初見でその猫ちゃんの闘病の様子も知らないし、安易に安楽死を選択すべきでないと断ったそうですが、飼い主さんは激怒され帰ったそうです💦
同じFIPなのに、獣医師によって、猫ちゃんの状態によって処方されるお薬は違いますし、どれが正解なのか、他に手立てはないのかと日々悩み 正解を見出せずにいます。
難治性の病に侵された猫ちゃんの闘病生活・看病は 想像以上に辛く苦しいと思います(まだ体力があり安定していても 何度も心が折れそうになりました💦)
これから先 トラは どのように病気が進行してしまうのか予測はできませんが、トラの生命力と奇跡を信じて 頑張って寄り添い続けたいと思います。
この世のすべてのFIPの猫ちゃんのQOLが守られること、一日も早く 寛解、完治できるお薬の開発がなされることを 切に願っています。
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