実はオカンちゃんのいた時代には、オカンちゃん以外にも外猫がいました。
オカンちゃんが我が家の庭に住み着いていた時代、オカンちゃんより後にきたメス猫がいました。
ご飯は食べるものの人に懐かず、触れず、距離感のある若い成猫でした。
容姿がアビシニアンのようだったので、あ〜ちゃんと呼んでいました。
あ〜ちゃんはおそらくオカンちゃんと血縁関係なのか、オカンちゃんはあ〜ちゃんのことを追い払いませんでした。どちらかと言うと仲良しでした。
手術ができないので、あ〜ちゃんは、しばらくしたら子猫を産んでしまいました。
3匹のキジトラでした。名前をより、りゅう、なっちゃんと付けました。
私たちは、あ〜ちゃんは捕まらないけれど、子供たちは避妊去勢しようと思い、生後半年ぐらいによりから手術を開始しました。
より、りゅうと済み、なっちゃんを捕まえようとしましたが、捕まりません。
当時は捕獲器も知らず、キャリーに入れる方法しか知りませんでした。
そうこうしているうちに、なっちゃんが子猫を産みました。
クリ、茶々丸、キビです。
庭で子育てをしていたなっちゃんでしたが、子猫たちが生後二ヶ月ぐらいのときに、子猫を置いて居なくなりました。しつこく捕まえようとした私たちに嫌気がさしたのかもしれません。
私たちは、当時家猫が小梅、ミー、シロ、モモの4匹だったので子猫たちも飼うことにしました。
今から15年ぐらい前の話です。
あ〜ちゃんは捕まらず、子猫を年に何度も産みました。
みんな我が家の敷地でご飯を食べ育ち、時期がきたら避妊去勢の繰り返し・・・・多いときは年間10匹ぐらいは手術をしたと思います。
多いときは外でご飯を食べる猫が10匹ほどいましたが、みんな手術が済むと何故かいなくなっていきました。
数年が経ち、あ〜ちゃんが1匹の子猫を産みました。
名前をチビチビと付けました。
あ〜ちゃんが我が家で産んだ最後の子です。
あ〜ちゃんはチビチビが生後半年ぐらいのとき、家に来なくなりそれっきりです。
あ〜ちゃんが最後に産んだチビチビはメスで、気性が激しいメス猫でした。
避妊ができそうだったので捕まえて手術をしようと思っていたら、生後半年ぐらいのチビチビは子猫を産んでしまいました。
よそで産み、咥えて運んできました。
小さいお母さんのチビチビは2匹連れてきました。
名前をちょびすけ、しまと付けました。
私たちは気性が荒く家猫に向かないかもしれないチビチビ一家を家に入れました。
あ〜ちゃんの忘れ形見のような気がしたからです。
今から11年ほど前の話です。
オカンちゃんの子供たちはもういないので、オカンちゃんの血はおそらく途絶えました。
あ〜ちゃんの産んだ子たちもなっちゃん以外は手術したので、もしかしたら今はいないかもしれません。
10年以上前の話になりますから、生存している子は少ないと思います。
我が家に入れたそれぞれの子供たち・・・・まだ生きている子がいます。
なっちゃんの産んだクリ、茶々丸、キビ。3匹ともは生きていませんがキビはまだ元気です。
あ〜ちゃんの孫になります。

チビチビ一家、チビチビはいませんがあ〜ちゃんの孫のちょびすけ、しまは元気です。

ちょびすけです。

しまです。
この3匹がいなくなったとき、オカンちゃんやあ〜ちゃんの時代が終わってしまったのだなぁと寂しくなると思います。
この子たちがいてくれるから、オカンちゃんやあ〜ちゃん、またその当時のたくさんの子たちの思い出がより鮮明なのだと思います。
もう高齢な3匹ですが長生きしてもらいたいです。
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