12歳の頃、身体に腫瘍が出来るようになり、悪性ではないので様子を見ながらの治療をしていました。先生からは大型犬は10歳が寿命だからと何度も言われたそうです。先生にしてみればいつ、何があっても覚悟していて欲しかったんだと思います。
15歳の時、リーちゃんは歩けなくなりました。台車に乗せて病院へ行ったそうです。
ご主人は亡くなっていたので息子さんと娘さんと3人で…。
ある日、彼女はリーちゃんの前で泣いてしまいました。
リーちゃん、ごめんね。リーちゃんが苦しんでいるのに お母さん何も出来なくてごめんね。と…
そうしたら、リーちゃんが立ち上がって、歩いたそうです。それから亡くなる2日前まで立って歩いていたと…
ご飯も2日前まで食べていたそうです
2日後の朝、彼女と娘さんに見守られて虹の橋🌈に行きました。17歳でした。
ここからは私が思うことです。
彼女は体重が40k gくらいの華奢な人で脈拍が弱く歩くのがとても遅い人です。
ある日彼女が
リーちゃんは犬が怖くて私にお尻を着けて後退りをするのよ
と私に言いました。
私は
えー、リーちゃん。あなたを守っているんじゃないの?
と言ったら
私、犬に守られているの笑笑 と彼女
今思うと、本当にリーちゃんは彼女を守っていたんだと思います。
あの小柄で歩くのが遅い彼女が大型犬に合わせて散歩が出来るはずないんです。リーちゃんが彼女に合わせていた。
動かないと彼女が悲しむ。そう思って立ち上がったのではないでしょうか?それから2年、ご飯を食べていたのに痩せていったと…
食べなくなって呼吸が苦しそうになって、
2日後の朝呼吸がスーと止まり眠るようだったと言っていました。
仕事から帰った時、ご飯の時間になると泣いてしまうと、
悲しくてとても辛い、
だけどそれ以上の幸せと楽しい時間だったと彼女は言っていました。
こんな彼女も素晴らしいと思います。
私はリーちゃんとは一度しか会っていません。
とても穏やかな子でした。
私の服がチョコとベンの匂いがしたのか、側にに来て撫でさせてくれました。帰宅した時はベンとチョコも匂いを嗅いでいました。
きっと虹の橋🌈で会っていると思いますが、3ワンで首を傾げているかな😆
彼女が落ち着いたらリーちゃんの話をしたいと思います。
これはそのための覚え書きです。


遊んでいるちょびとモモ
それを見ているふぅ
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