一人じゃないことに救われる

2018年5月10日(木) 334 / 6

今年に入ってから、我が家は６匹猫を見送りました。
日記に書いていない子、書くことができた子、様々です。

我が家に来てすぐに亡くなった子もいて、最後を迎えるためにきたような子もいます。

今年に入ってから、本当に見送ることばかりで、気持ちの整理ができないうちに、また次を見送る・・・・
楽しい日より、辛い日の方が多かった気がします。
今年に入ってから、今のところ新たに猫は来ていません。
減るばかりです。

猫の通院、仕事の毎日で、お花見に行ったり季節を味わうことがなかったように思います。

私は主人と二人で生活しています。
もう２０年以上一緒に暮らしています。すごくラブラブな訳でもないですが、いるのが当たり前になっています。
私は私なりに主人は主人なりに、６匹を見送った現実を受け止め生活しています。
同じ悲しさではないかもしれないけれど、家族を亡くした悲しみは共有できていると思います。
悲しみを共有できる人がいる・・・・これは私にとっては大きなことでした。
それは今までもそうでしたが、今年はとくに見送るペースが早く、同時進行で何匹も通院というときもあり、延命のための通院は明るい未来がなく、残された時間を少しでも穏やかに・・・・という心が晴れない通院です。

そんな心晴れない毎日の中で、同じように猫たちに向き合い生活を共にしている主人は同士のような存在です。

家事はほぼ１００％私がしています。
主人はご飯も炊けないですし、コーヒーメーカーでコーヒーを煎れたこともありません。
洗濯もできません。
温厚な人なので、怒られたこともありませんが・・・・

私は全てにおいて自分が完璧でないですし、主人にも求めていません。
家事をほとんどすることも文句はありません。
それは主人がただ一点、言わないでいてくれるからだと思います。
部屋が汚い、洗濯物溜まってる、ご飯のおかずが出来合いの惣菜・・・・
そんな日があっても何も言わないでいてくれることが、私には有難いことなのです。

そして、猫のことだけは自分のできる範囲で猫たちのことをしてくれています。

猫がこんなにいなかったら・・・・と思うこともあると思います。
でもそんなことより、精一杯いまできることをするだけ。

みなさんも、家族や猫に救われることってあると思うんです。
私はこのネコジルシにも救われている部分があると思っています。
悲しいのも自分だけではないし、心配なのも自分だけでなくて・・・・

まだまだ全員元気です！と日記に書けない日々ですが、少しでも猫たちが穏やかに暮らせるよう頑張りたいと思います。

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