ハクセキレイという鳥さんが死んでいました

2018年6月3日(日) 2018-06-03T14:12:22+09:00 905 / 15

今日、カラオケボックスに行く最中に鳥さんが歩道のアスファルトの上で死んでいました。
ムムム…何で鳥が歩道の上で死んでいるんだ？感電死とか…？と思いながら歌の練習の時間がある為通り過ぎました。
練習終了後、帰りに気になったので確認すると、朝居た所にそのまま横たわっていました。

…どうすれば良いのか…
…そうだ！いつか道端で死んでいる猫ちゃんがいたら埋葬してあげようと、ゴム手袋とポリ袋をいつも持っているんだった。これでとりあえずここから動かしてあげよう！と思い、身体が小さいのでゴム手袋はいらんか…と思いポリ袋に手を包んで、鳥さんに直接触れないように抱えました。
ほっぺたがアスファルトの熱さでくっついているのかなかなか剥がれず丁寧に剥がしてあげました。
…アスファルトが熱かったせいか鳥さんが温かい。
そこらに置くわけにも行かないから、とりあえず寮の敷地内に連れて行こうと思い自転車に乗ってそのまま運んだ。
寮に到着して、埋めるわけにもいかないので、木の幹の下の涼しい所に置いてあげて枯葉がいっぱいあったのでかけてあげてお祈りをした…。
何もしてあげれないけど、鳥さん。何で死んでたのか分からないけど安らかにね。次はもっと良い一生でありますようにと祈った…。

…ふと思った。
僕のした事と言えば、アスファルトの上から、木の幹の下に死体の位置を移動してあげただけに過ぎない。
何の意味があったんだろうか？と思った。
僕はただ、アスファルトの上では誰かにまた踏まれるかも知れないし、涼しい木の下ならこの苦しさから解放されるのだろうか？と思っただけ。
でも、木の下だとアリンコに食べられるのか…？埋めてはいないが土葬っていうか、食物連鎖的にはそういうものなのか？土に還すと言うか自然に還ると言う事はそう言う事なのか？と思った。

別に徳を積みたい訳じゃない。それなら坊主にでもなれば良い。

僕は、最期の場所がそこではあまりにも悲しいじゃないかと思っただけ。
鳥さん的には、これで良かったのかなぁと思ったのでした。

ただ、自分の中では鳥さんを抱えてる時の感触とか温もりとかは今まだ手に残っている。
流石に全く知らない鳥さんなので悲しいとかそういうのは無いですが、何もでけへんけど次は幸せになろうなぁ…おいらも頑張るわとしか言えませんでした。

ネットで調べたらハクセキレイって言う種類の鳥さんでした。
本当に位置移動しただけで申し訳ないけど、次こそは幸せに…ね！