2013年にやってきました。
2013年のある暑い日、地元の知人から電話がありました。
その方は母の知り合いなのですが、体の不自由な方です。
電話の内容はこうでした。
「近所の喫茶店の天井から子猫が2匹落ちて来たけど、どうしたらいいか?」
私は今はどういう状態なのか?元気なのか?を聞きました。そしてその子猫たちをどうしたいのか?
聞いてみました。
「喫茶店のママさんは、猫嫌いだから多分保健所に電話をすると思う。」と知人の返答でした。
「親猫がいるなら外に出しておけば迎えにくるかもしれないから、外に置いてみたら?」と私は答えました。
そんな会話の後しばらくしてから、また知人から電話が。
「子猫たち、段ボールに入れられて外に置いてあるよ!」
私はラチがあかないので電話を代わってもらい、ママさんと話ました。
ママさんが言うには、野良猫の子供で大きくなったらまた迷惑をかけられる。
いまのうちに保健所に連絡して連れて行ってもらうなど、そういった子猫を置いておくのも逃すのもイヤ!!という意見ばかりでした。
私は「わかりました。では今日は夜しか動けないので、段ボールを日の当たらない涼しい場所に置いておいて下さい。夜迎えに行きます。」と答えました。
「じゃあ置いとくから。持っていってね。」と返事が。
今日は主人が仕事で迎えに行けるのが早くて19時過ぎ・・・それまで大丈夫だろうか?
私は外の気温のこと、実際の子猫の状況がわからないので、不安になりました。
私は地元の友人に電話をし、申し訳ないけどウチまで子猫を連れてきてくれる人を探しました。
たまたま一人連絡がついて、その子が連れてきてくれることになりました。
数時間が過ぎ、夕方前に友人と子猫がやってきました。
子猫は生後一ヶ月も経っていない子たちでした。
段ボールの中には水すら入っておらず、その日の夜には病院で診察をしました。
幸い子猫たちは軽い脱水で健康には問題ない状態でした。
しかし、あのまま夜に迎えに行っていたら・・・この子たちは生きていたのだろうか・・・
段ボールの置いてあった場所も涼しい日陰ではなかったようでした。
いらない命、迷惑な命なのでしょう。
だけど、引き取ると言ったのだから、少しは情をかけてくれても・・・と、当時の甘えた私は思いました。
今は昔より地域猫のことや野良猫のことなど、少しは認められない猫と思う人がいることを知りました。
理屈ではないんですよね。
嫌いなものは嫌い。TNR?結局猫いなくならないんだろ?
いますぐいなくなってほしいのに・・・
こういった人います。
嫌いな人にとっては、いなくなる事が意味があることで、それ以外は意味がない。
そんな感じを受けます。
後日談ですが、結果的に空と海は里親募集をしましたが、出会いがなく家で暮らしています。
そして、空と海のようないらないと言われる命を繰り返さないためにも、母猫は避妊手術をし、TNRしました。
費用は私が持つと言うことで、文句も言われませんでした。
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空です。
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海です。
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