
我が家の近所で飼われている 黒猫君です。年齢は2歳くらいかな?
最近 雨が続いていたので、なかなかアポが取れず、やっとインタビューができました。
「今日は暑かったけど、元気してましたか」 「黒の毛皮じゃ持たないね、参ったよ」
いつものように駐車場の車の下で伸びていました。「おやつ食べるかい?」
「はい 戴きます」夕刊を持って玄関に入り、おやつを準備して出るといつものように
正座して扉の前で待っています。実においしそうに音を立てておやつを食べます。
大爺様がこの黒猫ちゃんと会うようになったのは、我が家の先代猫が亡くなる半年位前でした
いつも車の下で睨みをきかせていました。近寄ると、うー~しゃー~ぎゃおー~と、とても
威勢が良かったです。精悍な顔だちと身体つきで、自分より体が大きい猫にも立ち向かって
いく 元気な猫ちゃんでした。
暫くはなかなか近寄って来ませんでしたが、おやつ を置いて引っ込むとちゃんと無くなって
いました。それを続けているうちに打ち解けて親友になったのです。
あるとき、しばらく姿が見えないので、それとなく聞いたら、前足を怪我して自宅療養中とのこと。
ひと月くらいして、いつものように新聞を取りに出ると、その音を聞きつけて道の端から、
3本足で私の方に走って来る黒い塊が・・・・・・「わーーー!走らんでいい、ゆっくり来い」
思わず心のなかで叫び、同時に眼が潤んできました。歳取ると涙腺が弱くなりますね。
何時ものようにおやつを食べながら、「ひどい目にあったよ」「そうかそうか」と会話を交わし
「無理して出て来なくていいから、ゆっくり養生しなよ」と家に戻る姿を見送りました。
もう 足の怪我は完治して普通に歩けるようになりました。・・・・・また明日も来るかな?

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