友人のSOS(NNNからの使者)

2018年7月10日(火) 587 / 20

昨夜遅く鳴り響く吾輩の携帯…
相手は来月に結婚を控えた友人…

吾輩「結婚式の余興の打ち合わせかな？」
と思いながら電話に出ました…

友人「猫『拾った』どうしたら良い？」

にゃんだと❓『拾った』だと❓貴様命をなんだと…まぁ言うてもはじまらん…

友人から写メを送ってもらい確認…
小せぇ〜(*´Д｀*)ﾊｧﾊｧ
鯖虎の子猫…目は開いてる…がキトンブルー…生後1カ月〜2ヶ月前後かな？お顔はしっかりしてるが…激痩せorz

友人へ「体温が下がってないか？暖かく包めるようなバスタオルみたいなヤツ準備して…」等の最低限のことを伝えて吾輩も準備…

生後1ヶ月過ぎだとすると猫ミルクは要らんかな？小梅ちゃんのカリカリを少し拝借…
トイレシートと一応哺乳瓶と大きめのキャリー等を携えて奥様と友人宅(徒歩五分)へダッシュ(´Д` )

友人宅で保護子猫ちゃんを確認…バスタオルに埋もれて友人彼女(婚約者)に抱かれておる…
体温は大丈夫…目ヤニ等はそれなり…が…やはり細い…
体重…生後1ヶ月あるか？
吾輩…たまご君たちを保護した時を思いだして少し泣く…
とりあえず器に小梅ちゃんの御飯を入れてあげたら凄い勢いで食べはじめたので友人彼女事情聴取開始…

友人「帰宅して車から降りたら鳴き声がする。探してみたら車の下に居た」
吾輩「何❓バック駐車する時見えなかったのか❓」
友人「駐車する時は居なかったバックモニター見たから間違いない」
吾輩「車の、鍵貸せ❗️」
友人「ん❓何で❓」
吾輩「いいから車の鍵❗️」

吾輩の考えが正しかったら最悪だ…しかし確認しなければ…

友人から車の鍵を奪い一緒に外へ…
車のボンネットを開け懐中電灯を照らす…居ない…が…抜けた毛を発見…柄的に鯖虎(たまご君の抜け毛にそっくり)❗️他に血の跡等はない…
しかし…安心出来ない…奥様と彼女さんを残し友人と二人で友人会社まで深夜の徐行ドライブ…
行きすがら見る…見る…見る…居ない…
友人会社の駐車場…見る…見る…見る…居ない…

と、ここまで一切説明してなかった友人から質問
友人「どうしたの❓何探してるの❓」
吾輩「たぶん…ここから車の中に入って連れて来てる…他に兄弟が巻き込まれてないか…母猫が子猫を探してないか…お前、猫バンバンしてないやろ❓」

友人「猫バンバンって何❓」
ブチっ怒
吾輩激怒しながら猫バンバンの事、もし兄弟猫が一緒に乗ってたら小さな命が失われてかもしれない事を説教してしまいましたorz
猫飼ってない友人に…わかるわけないし知ってるわけないのに…

吾輩「まぁ…夏場だから普通はエンジンルームに入るとは考えにくいけど…実際お前の車から抜け毛が出てるからな…」
友人「ご、ごめん…」
吾輩「帰ろうか…」
友人「うん…」

落ち込む友人を助手席に乗せ友人宅へ帰宅…
奥様と彼女さんが子猫と戯れてましたよ…

で…今後の事を話し合い…
吾輩「お前と彼女さん猫アレルギーは？」
友人・彼女「ない…と思う…」
まぁ健康だし吾輩宅に二人で遊びに来ても問題なかったし大丈夫かな？

吾輩「友人君よ…君にはこの小さな命に責任があります…母猫や兄弟猫から引き離してしまったかも知れない…」
友人「うっ…」

吾輩が友人に提案した事…
①保健所へ連れて行って殺処分
②母猫を探して返す
③見て見ぬふりして外へ放り出す
④里親さんを探して委ねる
⑤自分たちの家族として迎える

吾輩「②は無理だと思う…母猫が万一見つかったとしても受け入れてくれないかも知れない…」
友人「あ、あぁ」

奥様「①③を選んだ場合、貴方はかるろすさん宅の出入禁止と友人関係の解消となります」
彼女「そんな薄情者なら婚約破棄です」
友人「そんな酷いことはしない…」

吾輩「と、なると残るは里親さん探しか君達の家族となるか…」
友人「…里親って…簡単に見つかるものなのか？」
吾輩「簡単なわけないよ…皆んな必死に命を任せられる人を探してる」
友人にネコジルシで学んだことを話しました…
病気の有無…里親詐欺…虐待や実験目的の応募…譲渡後の無責任な飼育…それらから猫を護る為に厳しい条件…

吾輩「それだけの事をしても…まだ足りないぐらいなんだよ…」
友人・彼女さん真剣に聞いてくれました…

で…◯mazonでケージ、御飯、水皿等をポチっとさせて笑
吾輩作の小梅御殿を説明…

友人「オォ…やるやん」
吾輩「イカす(死語)だろ❗️」

とりあえず彼女さんが先月末寿退社されてて時間があるので本日吾輩の奥様と子猫ちゃんを病院へ連れて行ってます

友人「たまご君と同じ柄だからプライドが高いんだろ❓」
吾輩「猫による…つかたまご君はツンデレなだけだし怒」
友人「笑」
吾輩「まぁ…君は猫に愛されないかもね〜」
友人「怒」
吾輩「里親探すんなら御飯２kgじゃなくて500gでよかったかもね〜」
友人「怒…」
吾輩「まぁ君には吾輩みたいにオサレなケージの改造も無理だろうしね笑」
友人「もっとオサレなケージにしてやる怒」

負けず嫌いな友人の魂に揺さぶりをかけときました

さて、友人君がどんな結論を出すのか…
今夜帰宅後に話し合いしてきますね…

友人君及び保護子猫ちゃんの写真はプライバシーとプライニャシーの観点から自重しますm(_ _)m

P.S.
たまご「ワシの事よんだ？つか父ちゃんまた違う猫の匂いするけど？浮気か？怒」