雛が居た辺りを探して、その後町内を探しても巣はどこにも見付からない…。
地元の方に聞いたら、「この辺りの人はツバメの巣が出来ても、すぐに取り払うんだよ。本当は幸福が訪れるって言うんだけど、糞の事とか、カラスも来るしね。」と言っていました。
どうりで探しても探しても、巣は見付かりません。1時間以上町内をグルグルと探していました。この雛は一体どこから落ちてきたんだろう…?
空を見上げると、ツバメが「ピィピィ」と鳴きながら空を飛んでいましたが、カラスも何匹か飛んでいました。
鳴いているツバメは、もしたら親かもしれないけど、ただただ雛を置いていったら、カラスにやられちゃうかもしれない…。
考えた結果、公民館に行きました。
その日私は18時半からPTA役員会議があり、時間のリミットも近付いて来ていたので、とりあえずこの日は、カラスから守る為に一旦保護をして家に戻ろうと思いました。
保護するのに、野鳥なので、届け出とか出す様な、役所手続きとかあるのではないか、と思い、行って聞いてみました。
公民館の皆さんは、農林課?と野鳥の会と、両方に聞いて下さったり、ネットで調べたりして下さいました。
結果としては、巣が近くにない場合は近くの茂みに置いて下さい、という事でした。
そして、本当はあまり連れ出さず、近くに巣があったら助けても良いですが、そうでないなら、あまり人間が手を出さない方が良いようです。
とりあえず雛は、公民館の方より、「町内の茂みに置いてあげるよ」と言って下さったのでお願いしてきました。
私は隣地区なので、連れて帰るより、やはり雛が元々居た場所に近い茂みにはなした方が良いと思い、公民館の皆さんにお願いしてきました。
歩いて帰る途中に、公民館の方々が茂みに置きに行ってるのが、遠くから見えました。
本当に公民館の方々の温かな優しさ、ありがたいですo( ⌒―⌒ )o
私は、雛を助けたいという気持ちで、あちこちと連れて歩いてしまった…。
人間のエゴというやつなんですよね。
本当なら見付けた時点で、雛を日陰で人に踏まれないような場所に移して、すぐに調べるべきだったと…。
もしかしたら、知らないふりをした方が良かったのかもしれない…。そうしたなら、親のツバメが助けたかもしれない…。
カラスにやられたとしても、カラスも生きる為だから、それが自然の世界なのかもしれない…。
本当に間違った行動をしてしまった。
その時の感情で動いてしまった私はバカです。
雛ちゃんが教えてくれました。
産まれて間もないだろう、その小さな身体で…。
勿論どうすれば良いのかもですが、自然の厳しさを…。

雛ちゃん、せめて小さな虫を食べながらどうか生き延びて!!(>_<)
雛ちゃんの存在に気付いて!雛ちゃんのママ!!
ゴメンね、中途半端な事をして…。ちゃんと助けてあげられなくて…。
もしも亡くなってしまったなら、次は立派な大人になって、広い空をスイスーイと飛んで色々な所に行ってね!
私は謝る事と祈るしか出来ないけど、生きていても亡くなってしまったとしても、これからの雛ちゃんの幸福を願っています(。-人-。)
今日見付けた四つ葉のクローバー🍀です。
雛ちゃんのこれから(生まれ変わったとしても)の事。
このクローバーに願いをかけて…(。-人-。)🍀
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