我が家は普段そんなに長い旅行はしないんですが、私と主人の共通の友人が札幌にいること、私の父方の実家があることなどもあり、2年に一度ぐらいのペースで夏の時期に行くことがあります。
一泊程度の旅行なら、猫は家でお留守番させますが、夏のこの時期で一泊以上はさすがに家においておけないので、2泊以上になる場合は我が家はいつもかかりつけの動物病院に預けて出かけます。
先代の長吉の時は、家に迎えて、最初に家を長く開けたのは長吉がうちへ来てまだ二日目の時。
長吉を迎えた二日後に私の母が突然亡くなり、葬儀でどうしても実家に帰らなければならず、困りました。
当時は預け先の選択肢を考える間も無く、とりあえず自宅から一番近くの動物病院が預かりをやっていると聞きそこに止む無く預けました。(その後その動物病院がうちのかかりつけになりました)
心配でしたが、幸か不幸かまだうちの家にすらちゃんと慣れてない時期だったのもあり、おとなしく病院で待っててくれました。
その後も何度か長い旅行になるたびに悩みました。
長吉は少し神経質な性格の上に、少し私に対して依存傾向のある子だったので、年を取れば取るほど、この問題は悩みの種。
家で留守番をさせるべきか、ペットホテルなどに預けるか、シッターに頼むか。
自宅で過ごし、一番ストレスが少ないと言われるのがシッターさんなんですが、主人が他人に家の鍵を預けるのを嫌がり、これはうちでは無理ということに。
代わりに近所に住む義弟に鍵を預け、面倒を見てもらったりしていました。
しかし、義弟の予定がダメな時もあるので、その場合は病院に預かってもらってついでに健康診断をしてもらっていました。
しかし、先生は「この子は飼い主さん依存がちょっと強めで、ストレスで体調を崩しやすいので、できるだけ早く迎えに来てあげて」と何度か言われました。
実際、帰宅してすぐはなめハゲができていたり、夜泣きしたりなどがあり、しばらく旅行を控えたりもしていました。
今回、美雨様は初めての長期の留守番。
義弟に頼もうかとも思いましたが、酷暑が心配だったので今回は病院預かりに。
私たちの旅行は3泊4日ですが、病院の預かり時間の都合で美雨様は一泊多くなることに。
4泊大丈夫かなあ?……と、旅行中も気が気ではなかったのですが今朝迎えにいった時、先生に様子を聞いてみたところ、初日から完全にリラックスしており、ご飯も毎回完食、病院のスタッフさんにも人見知りも全くせず、スリスリゴロゴロ、すっかり病院内の人気者になっていたそう。
……( ゚д゚)ポカーン
そうでした……この子は四ヶ月近く、病院で育ったのを忘れてましたw
人に全く慣れていない小笠原の島育ちの野猫だった美雨様は、里親が決まるまで預かり先の病院で、どんな人にも環境にも慣れられるように特別な訓化を受けていたのを忘れてました。
小笠原猫の訓化の効果恐るべし……。
ついでに受けた健康診断も全く問題なし。
とにかく、無事に4泊の留守番を過ごせてよかった……。
猫を飼っていると、長めの旅行はちょっと躊躇しがちになり(長吉の時はそうだった)悩ましいところですが、美雨様の場合は今のところはあまり心配はしなくてすみそうです。
費用は4泊&検診つきで18000円ほどでした。
ちなみに、旅行中は花火大会やお祭りのある期間だったようで、

豊平川の花火大会や

小樽の潮まつりなど見てきました。

積丹の神威岬にも行きましたが、残念ながら7月の初旬の豪雨の影響で、遊歩道が途中で閉鎖されてて、先端まではいけませんでした。

その代わり、積丹岬に行きました。
有名な積丹ブルーが綺麗でしたが、台風の影響でものすごい高温で暑かった……。
食べ物も美味しく、有名なラーメン屋に並んだり、アイヌ料理を食べたりなどしました。
久々に会う友人とも楽しく過ごせていい旅行でした。
美雨様、初めての外泊はいかがでしたか?

美雨「あたしはどこででもたのしくすごすわよ。でも、おうちがいちばんだけどね!」(ドヤ顔)
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