嫁さんから電話が入る時は、電話で伝えたい緊急の内容がほとんど…つまり何か異常事態が発生した時がほとんどを占める。
…うわっ…何の電話やろう…
と、折り返し電話するも電話に出ない。
その30分後辺りに電話がかかってきた。
動物病院に行ってたそうで、今日の朝、長女がトララの尻尾に虫が付いてるのを発見したそう。
長女はソレを殺して、朝、忙しかったので仕事に行ったらしい。
電車の中でネットで確認したら寄生虫っぽいらしい事を嫁さんにLINEしたらしい。
感染したらアカンから一緒にいられへんわって。
嫁さんがそれにカチンときたそうで、先ずは病院に急いで連れて行く事やろ。
トララの状態や、先生の判断を聞いての対策として一緒に寝ない方が良いとかってあるやん。
会議があるからって、忙しいのは分かるけど言うだけ言って何もしないわ、感染したらどうのとか…それは後々、トララにもしもの事があったら後悔せーへんのか?
トララは何でウチにおるんや?
本来ウチにおるはずの白ネコさんがおらんようになったからウチにおるんやろ?
白ネコさんの一件で、あの日以来ずーっと苦しんでる、とーちゃんを見てきたんとちゃうん?
だから白ネコさんのグッズあげてるんとちゃうの?
別に一緒にいてあげんでもいいけど、あの部屋から出て行くのはトララじゃなくてアンタやからな。
私は感染るとかどうでもええわ。だってトララ病気やのに1人でかわいそうやんって言ったそうな…
…たしかに…
僕は白ネコさんの事でも苦しんでるけど、トララの事でも苦しんでる。
やっぱり、大自然の中でみんなからある程度エサを貰って生きてきたトララを、この息の詰まる空間の中に閉じ込めてしまった。
愛知県で野良してた頃はいつも足元にまとわりついたり、先回りして通せんぼして帰さなかったあの頃の生き生きしたトララの姿は見当たらない。
半年くらいはずーっと外を見て鳴いてた。
友達がいたのかな…恋人もいたのかな…帰りたいよなぁ…ゴメンなってずーっと思ってた。
でも、今回の寄生虫騒動で2つ喜べる事があった。
1つは、トララがウチに来ていなければ、そろそろトララは寄生虫に食われて野良の寿命通り4〜5歳くらいで死んでた事。狭い空間に閉じ込めてしまったけどトララの命を救ったのは間違いない!
そして、もう1つは嫁さんがトララの事を本当に思ってくれてた事。おいら以外に命をかけて守ってくれる人がいたよ…良かったね、トララ(=^ェ^=)

野良時代のトララ(=^x^=)
あの日約束したもんね。君だけは必ず幸せにするって。まだできてないね。ゴメンね。゚゚(´□`。)°゚。
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