
※猫ほどんど出てきません。お暇ならよろしければ(笑)。
(高校野球に夢中であげるの忘れてた日記(笑))
怖いもの、怖い話が大好きで、図書館でも怪談レストランだの
その辺の類のを借りて愛読してたり、この前もテレビでやってた
ホントにあった怖い話だの、そう言うのを見たがる次男。
それとは正反対に、ホラーな物、怖いものが絶対ダメな長男。
そんな長男が、この前体験したお話。
ー ー ー ー ー ー
先日、夕方から仕事に戻るため、慌ただしく数日分の晩御飯用カレーを
大鍋で仕込んでいた時、長男が笑って話しかけて来た。
「今日さー、おれちょっとめちゃビビったわー」
「ああそうヨカッタネ」
忙しかったのでこっちからわざわざ
「何に驚いたの^^?」
「楽しそうねえ、どうしたの💛」
とか聞き返してあげる母性は残念ながらBBAの引き出しにはなかったので
終了しようとしたら長男が爆笑してすぐ隣にやって来た。
「待って!そこ話聞いて?!」
暑苦しっ!
「いやもうさ、かかメチャ忙しいやん見てわからんか、てか暇やったらジャガイモ洗えや^^」
「ちゃうねん今日さ、100均で外国人の人に声かけられてさー!」
ジャガイモ洗いながら、笑顔の長男。
外国人の人・・・ダメだ、つっ込んだら話が長くなる!と身悶えつつ(笑)。
「女の人?どこの国の人なん」
「え、オッサンやで。若いオッサン。ナニ人かはわからんかったけど」
「英語喋ってた?」
「何言ってるかわからんかったけど、多分英語やったわ、トッピンペロペロペー、みたいなさあ」
私は君の日本語力と英語力が心配になって来たよ、と思ってたら、
「持ってたさ、なんか女の子のオモチャ見せて来て、これどうやって使うの、やって」
「ちょっと待って(笑)。あんためっちゃ英語理解してるやん」
「あ、所々日本語やってん」
ズコーーーーー!!(笑)
やろうな、ビックリしたわっ(笑)
ん・・・?、でも待てよ。
なんやろ、何でその外国人は、うちの長男に話しかけた?
普通、学校でしりとり1時間もしちゃうような、いかにもアホですという感じの
うちの長男に、そんな小さい子(しかも女子用)のおもちゃの事、尋ねるか・・・??
そう言う時って、まず店員に聞くもんじゃないか?
なんか急にゾワっとした。
「ちょっと待った。あんた、そのオッサンについて行ったりしてないよな?」
「行ってないで?だっておれ、そのオッサンなんかめっちゃ近寄って来てさ、
何言ってるかわからんから、英語わかりませんすいませんって誤魔化して逃げたもん、ハハハ」
うちの長男、とりあえず、アホで助かった?!(;゚Д゚)💦
「あのな、そう言う時はわかりませんお店の人に聞いて下さいって店員さんの所に逃げるんやで。
その人は何も悪い人じゃなかったかもしれんけどな、でもそんなんこっちはわからんやん?
知らん人が話しかけて来ても1人で絶対ついて行ったりしたらあかんで。変な奴かもしれんやろ」
「え、ちょっと待ってかか、おれ男やで(笑)」
「世の中いろんな人がいて、男の子が好きな男もいるねん」
うちの長男は、アホなのもそうだが、人の好さが全身からにじみ出ている(笑)。
親から見ても心配になるくらい、騙されそうなタイプである。
性的な危険もそうだが、お金をとられたり、最悪命の危険もある事を話して聞かせた。
が、「もー分かったって!」、と芋を洗って邪魔くさそうに部屋に戻る長男。
せっかく面白い話してあげたのに何で説教やねん、という感じだったが。
皮剥き切り終わった材料をぶち込んで煮込んで終了。お米もセットして、仕事に戻った。
そしてその夜だった。
夜中、寝ていたら何かの気配がして、肩をトントン叩かれた。
盛大に寝ぼけていたんだが、うっすら目を開けると誰かが顔を覗き込んでいた。
「ギャあああっ・・・・?!」
おもくそビビったが、よく見ると長男だった。
「ど、どないしたんよ??」
「眠れへん」
泣きそうな声の長男(;゚Д゚)
こっちは眠くて死にそうだったが(笑)、話を聞こうと仕方なくリビングに連れて行く。
長男がめちゃブルーな顔で話し出した。
「今日、100均の話したやん」
「あの外国人の話?」
「なんかあれ、後から思ったら、そう言えばあのオッサンベタベタして来て変やった」
「うん」
「なんかそれ思い出したら、段々怖くなって来て」
「うん」
姐さんとおにちゃんが足元に来て、え、どうしたん?て感じで小さく鳴いた。
おにちゃんを抱っこして、長男に渡してやる。
長男がおにちゃんを抱きしめて、深呼吸する。
その肩と腕をさすりながら
「怖かったな、でももう大丈夫やしな、早よ寝ぇや」
姐さんも普段しないが、長男の脚にすりすりして、じっと顔を見上げていた。
それも嬉しかったようで、長男の表情がほぐれて笑顔になった。
「うん、おれ、もう寝るわ」
「まあ寝られへんかったら無理に寝んでもええし漫画でも読んどき。かかはもう寝るけどな(笑)」
「うん(笑)」
「おやすみ。しんどなったらまた起こしにおいで」
おやすみと言いつつ部屋に戻る長男を見届け、姐さんおにちゃんと一緒に寝室に戻った。
長男にとっては、オバケや怪談じゃなかったけど、ちょっとした納涼だったかな。
過剰に疑り深くなる必要はないのかもしれないけど、世の中良い人ばかりじゃない。
ドンくさくて優しくて人がいい長男。
これでちょっと、警戒心を持ってくれればいいんだけど(笑)。
《オマケ》
あ、大人と言えば・・・(笑)

この前仕事場でいただいたお菓子。
生八ッ橋。
正直子どもの頃は、皮もあんこもニッキの風味も何処をとっても大嫌いだった(笑)。
しかし大人になってからは、美味いのなんの(笑)
熱い日本茶で頂いたらほんとサイコー。美味しくいただきました( *´艸`)
最近のコメント