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2008年、虎三毛の女の子merci(♀)を譲り受けた。
とても活発で野性的なコだった。
ある朝姿がなくて、探したら下のお宅の庭で血まみれでうずくまっていた。
住んでいた2階のベランダから飛び降りてフェンスに後ろ足を強打。解放骨折をしたのだ。
まさか2階のベランダの柵に登ってダイブするとは…
プレートを入れる手術をしたが、その高額な費用をその時の相方が支払った。
2009年末、いかんともし難い理由で相方との同棲を解消することになった。
相方は手術費用を払ったのは自分だし、この先も責任もって世話をするからと、メルを飼うことを主張した。
…私にはその時、相方からメルを買い取る(かかった手術費用)まとまったお金を用意することができなかったので、メルを相方に渡すことになってしまった。
別れの時、メルがケージの中で「ニャー!」と大きな声で鳴いた。
…その声が忘れられない。
ごめんね、メル。
一緒に連れて行けなくて。
メルの写真が、元相方のLINEの画像になっていたからたぶん大事にしてもらってるのだろう。
でも。
寂しい思いはしていない?
元気にしているの?
私はむぅ&ちゃあとお揃いで作ったメルの小さな首輪を、もう猫とのこんな別れはしないと自戒の念を込めて今でも持っている。
だから…
新しく猫を迎えいれてもいいのか即断できなかった。
メル、本当にごめんなさい。
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