
そのうちの「ペットのおうち」にレスがきた。最初に送られてくるのは、アンケートの内容で、そこには
①ペット飼育歴
②先住ペットについて
③ペット可物件か?
④家族構成
⑤自己アピール
他が記されている。
1人は在日中国人の方。若い女性。独身で、ここから500キロ離れている場所からの応募。昼間は8時間子猫だけで留守番することになる。日本語があまり通じない。はじめての飼育...
もう1人の方は、同じ県内。車で40分くらい。
...だが、アンケート内容を見て、愕然としてしまった。インコ10羽飼育、モルモット2匹、先住猫2匹
、亀、メダカ。雄猫は去勢していない、病院でも勧められなかった。サカリが来ないのでそのままにしている、雌猫は避妊手術しているが、外に出している...?里親応募の履歴を見たら、ひと月で16回応募、ことごとく不成立...
これは、ダメだなぁ...と思い始めた時、市内のご一家からの応募があり、その日に家族で見に来られた。
ご家族の皆さんの、猫を見る温かい視線に、「このご家族なら、大切にしてもらえそうだ」と感じた。
しかも、兄弟で引き取りたい、と。

私たちはただの一時預かりボランティアだ。だけど里親様に託すまでの間、温度調節、食事、躾、体調管理、トイレの始末、シャンプーや爪切り、と子猫たちのケアをする。里親様に望むのは、これに今以上の愛情をプラスしていただくこと。終生の保護をお願いすること。家族として迎えて頂くこと。
多少審査が厳しいと感じて「里親を探す気はないのか!」と怒りを書き込まれる方もいるけれど、僭越ながら選ばせて頂いているのは、「保健所に収容された不幸な子猫期を、埋めてもまだ有り余るほどの愛情をかけてくださる方」に里親になって頂きたい、と思っているからだ。
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