なぜかこの前ふと思い出した事があったんですけど……
母が生きていたので、多分私が小学三年生かそれより下の年齢の時。
毎年夏休みは決まって茨城の母方のお婆ちゃんちに一週間くらい泊まりに行っていたのですが、居間で宿題をやっている時の母とお婆ちゃんの会話を何気なく聞いていた、と言うか何となく耳に入ってきたのですが……
その会話の内容は
近所(と言ってもすっごい田舎なので隣の家が100ｍクラスの近所)に私は見た事も無いのですが、娘夫婦か息子夫婦とそのお母さんが一緒に住んでいる家があって、そのお母さん、と言っても当時の私にしてはお婆ちゃん程の年齢の人だと思うのですが、そこでは野良猫に餌をやってて
数匹に餌をあげてる、その中の猫が妊娠して帰ってくる、子供が生まれる、子供を川に捨てる、餌をあげる、猫が妊娠して帰ってくる、子供が生まれる、子供を川に捨てる……
を繰り返していたそうです。
その時の私の感情とか、その後の母とお婆ちゃんの会話とかは覚えていないのですが、その年の冬休みにまたお婆ちゃんちに行くと、いとこのおばさんや私の母、そしてお婆ちゃんが台所のテーブルでタバコを吸ってコーヒーを飲みながら談笑していました。
その時、お婆ちゃんが思い出したように
「そう言えば前に話した猫捨ててた〇〇さん、最近亡くなったんだよ」
と。
何でも、その年の秋くらいから一緒に住んでいた息子夫婦か娘夫婦の旦那さんの方が疾走して行方不明になってしまい、そのせいでお嫁さんも出て行き、その時くらいからそのお婆さんは少しずつ頭がおかしくなっていったらしく……
1例をあげると、田舎では親戚が大勢集まる時、酒屋さんからビールケースごとお酒やジュースを注文して、空ビンをまたビールケースに入れて玄関の前に置いて持って行ってもらうのですが、近所の人の玄関に置いてあるその空ビンに少しだけ残ってるビールやジュースを夜な夜な飲みに来るらしいのです。
ほぼ裸同然の格好で……
その他にも意味不明の事を叫びながら夜中に畑を走り回っていたそうです。
どうやらそのような行動をとるのは夜中だけらしく、認知症なども患っていないそうです。
遊びに来た孫や親戚が怯えてる!!と、私のお婆ちゃんの隣に住んでいる人が警察や市に言ったらしいのですが、病気でもないし、親戚もいないのでどうしようもできなかったみたいです。
そんなある日、そのお婆さんが亡くなったとご近所さんから聞いて私のお婆ちゃんはとても驚いたと言っていました。
そのお婆さんの死が、ではなく死に方に。
お婆さんは猫を捨てていた川の下流にある溜池の、大きなゴミが下水管に流れないようにするための鉄格子に引っかかって全裸で死んでいたのです。
水にずっと浮いていたせいか死体はウジ虫だらけで腐敗が酷く見るも無残な姿だったのだとか。
親戚や友人もいなかったようで、お葬式やお墓などはどうするのかね？
と、みんなは言っていました。
この時私は小学生ながらに
「猫殺したからだよ」
と、瞬時に思ったんですよね。
お母さん達も猫に呪われたとか言ってました。
それが呪いだったのかは分かりません。
でも幽霊とか呪いとかは今でも信じる方だし、その類の話はエンターテインメント性もあったり、夏の風物詩だったりで好きだしね。
稲川淳二の怪談ライブもよく行くし(笑)
いずれにせよ、呪いだろうとそうじゃなかろうと、ろくな生き方してない人はろくな死に方も出来ないって事ですよね。
秋の夜長にふと、思い出したお話です。
話は変わりまして!!
ちょむちょむがトイレで寝なくなりました!!
そして
ゴミ箱の裏で寝るようになりました(笑)
本来、ちょむちょむが寝てる所にゴミ箱があるのですが、隙間に入って足でゴミ箱を押してズラして行ってこうなります。
そして本当によく遊ぶ!!
オートマチックシャカぶんを楽しむちょむ。
そして甘ったれも板に付いてきました❤
私が強制添い寝させてるけど、まんざらでもないみたいです(笑)
自分から来ようとはするのですが、まだ野良猫のプライドが邪魔をするみたいですね(´艸`)❤
ちょむは今年、生まれてから初の冬を経験するんだな!!
一緒に寝られたらいいな～❤
ぺったん したユーザ
ぺったん
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