小説などで「~と思うと、ぞっとしない」という表現があるわけだが、
これを「ぞっとする(怖い、恐ろしい)」の反意と思っていた。
文脈を落ち着いて考えれば、意味がおかしい。
今になってネットで調べてみたら、驚愕の真実がわかった。
もともと「ぞっと」という言葉には「恐怖」と同時に「感心・感動」という意味があるらしい。
「ぞっとしない」という表現になった場合には、この「感心・感動」の意味の否定になる。
「厚化粧の”ぞっとしない”女性」これは見ていて良い気持ちのしない女性という意味。
ちなみに「あの怪談を聞いても、さして”ぞっとしなかった”」とは使えないらしい。
日本語の勉強不足でした。
ゴメンナサイ。

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