ヤンヤンのあまりの食の細さが心配で、少しでも食べやすいようにと平らになったフードを箸で寄せて山にしてあげていたところ、それを見ていた本猫が、その箸の先を舐めてみる気になったらしく。
そして、舐めてみたら美味しい御飯が口に入ってくるし、自分はわざわざ皿に頭を突っ込まなくていいから楽だしで、おおいに気に入ってしまったらしく。
…斯くして箸から御飯をむさぼり食う猫誕生。
給仕係と認定された私は、後を追いかけられスリスリニャーニャー食わせろ攻撃に襲われて、せっせと御飯を口に運んであげる毎日です。
いや、このままではマズイだろうとは思っているのですが、箸のおかげでしっかり御飯を食べられるようになったし、姉妹なのにお姉ちゃんと対照的に、人間を半径1メートル以内には近づけようとしないエステルの素っ気なさに泣かされているもので、その反動もあって、こっちを頼ってねだってくれるヤンヤンの姿が可愛くて可愛くて可愛くて…
そんなこんなで仕事から帰るなり着替えもせずに箸を片手に給仕に励む私です。でも、本当になんとかしないと絶対にマズイよなぁ。
「よけいなコトいってないでしっかりたべさせてよネ!」
…はい、すみません。

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