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アニマルホーダー、という言葉をご存知でしょうか?
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《hoarderは不用品をため込む人の意》自分の飼育能力を超えた数のペットを抱えている人。管理が行き届かないことにより、ペットの健康が損なわれるほか、悪臭や感染症の発生源となるなど周囲にも影響をおよぼすことがある。過剰多頭飼育者。アニマルコレクター。
最近、ネットの書き込みでも、「里親募集のハードルが高すぎる」「譲渡する気はあるのか!」と酷評を見かけますが、とにかく猫たちの行く末を願っての事。。。
今回、残念ながら、アニマルホーダーのような方が虚偽の申告をされ、矛盾を指摘したら、理由をつけて一旦譲渡した子猫を返します、と言って来られました。その方は、譲渡したあとも、「白猫が居たら、飼いますので連絡ください」だの、「三毛も欲しいので待ってます」だのしつこいくらいの問い合わせをしていました。母子家庭で娘さんは近い将来進学される、すでに5匹飼われていて、しかも、アパートの契約は猫2匹まで、となっているのに、です。
私も母子家庭の時代があり、生活するだけで精一杯という経験をしています。ペットどころの話ではなかったです。
ただ反面、その、出口の見えない生活と、葛藤から、癒しを求める気持ちも十分に理解できます。
一番の被害者は、一旦譲渡された子猫です。ウチに戻ってきて、たとえ広いケージに入れられたところで、部屋の中で生活していた2週間のほうが自由で伸び伸びとしていたでしょうし。
その人の言い分は、「殺処分になるくらいなら、救ってあげたい」「まだまだ余裕です。もっと欲しい」でした。
私は「それは、ただの自己満足に過ぎない。猫にとってその環境より、もっといい環境がある、それはもっと愛情をかけてくださる私以外の方、がいるではないか?と考えられませんか?」と優しく諭したつもりでした。
自分の心の闇を埋めるために、動物を利用するのはやめて欲しい。悩みや苦しみはできるだけ自己解決し、その上で余裕を持って、「生き物の命」と向き合って欲しいと心から願います。
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