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コイツの癖を知り、失くした勘を取り戻すことが目下の課題。
三種の神器(生食・爪楊枝・キムワイプ)を手に取り、とにかく観るしかない!
因みに、買ったお店からとってマイキーと名付けました。
背景は見ちゃダメですΣ('◉⌓◉’)
事前にお電話でお話しして
*猫の検便をしたいから、400倍と1000倍がきっちり合焦するものを
と、お願いしてから行って来ました。きっちり迷い子になって10分遅れで到着(汗)
出迎えてくれた店長さんは、おススメの顕微鏡とマウスのパラフィン固定の細胞スライドを用意して待っていて下さいました。
先ずは、用意してくれたスライドを使って操作の説明だけ聞き、って事で塗抹引いてもいいですか?とガサゴソと💩くんを取り出す私。
ふんふーん♪とスライドを作り始める私に店長さん、興味津々のご様子。
40・100・400倍と上げていき、ウンウン、いい感じ。
1000倍の油浸はすっかりやり方を忘れていたので、店長さんに替わって貰い、教えて頂きました。
これで見えていると思うけど、僕にはなんだかさっぱり…
なんか動いてますけど、これでいいんですか?
私が覗いたその先には、懐かしの世界が広がっていました^_^
元気に動く腸内細菌さんたち。チィちゃん、いい💩くん。
合ってます!これですー!しっかり見えてます。決めました。これ、下さい‼️
若い技師さん2人も加わり、これがあれでー、と説明しながら覗きあい。
私が職業人ではなく一般の只の猫飼いだと伝えると、びっくりされていましたが、そりゃそうだよね…。
店長さんは実は猫が大好きで、また飼いたいと思っているとのこと。近隣の譲渡会情報などをお伝えし、なんだかんだで色々な付属品をサービスして頂き、おススメのコロッケ屋さんを教えて頂き(ネコ占いで、出先の名物を食べると吉⤴️だった為)、お店を後にしました。
今回、顕微鏡を買うにあたり3人の獣医さんに直接法を習い、顕微鏡到着後はとにかく直接法を練習しまくっていました。皆さん、微妙にやり方が違うし判定基準も、それを受けた治療方針も差がありました。
ハルコ基準を作らなければならない、って事なんですねー。
大学時代、癌細胞を探す為の細胞診という検査の実習の時に、講師としていらして下さった細胞診断士さんが仰っていました。
癌化した細胞はなんとなく悪い顔をしています。この、なんとなくが大切なんです。人相から人柄を見抜く様な眼が必要です。と。
私はあくまで、先ずは自分でちょっと見て怪しければ獣医さん。もしくは、何か出た後の予後判定に使うのが目的ですし、猫本体の様子と合わせて考えられますが、検体のみで診断するというのは、険しい道だなぁと、今更ながらに思いました。
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これはマイキーの1000倍
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こっちは近くの獣医さんの顕微鏡の400倍
やっぱ、いい顕微鏡は像が綺麗。
…、しかし手が出ない💦
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浮遊法のやり方もネチネチと聞いて来ました。学部は違えど超後輩の獣医さんなので、グイグイ聞けるのが大助かりです😆
僕でいいなら上手く使ってくださいだなんて、ホントに持つべきものはいい後輩だわ。
この浮遊法は比重差を利用して虫卵や原虫類のオーシストを浮かせて集める事で発見率を上げる事が目的なんですが、それでも3〜4割の確率だそうです。
何度も検便をかけてくれていて、問題がなく、尚且ついい💩くんをしていた子猫でも、譲渡に伴う環境の変化をきっかけに元々いた少量で無症状だったコクシジウム が増えてしまい、下痢などの目に見える症状として現れ、診断に至る事は良くあるケースです。
いわゆる、日和見感染系なので、保護主さんが隠していた訳でも、検便をサボっていた訳でもない事も多い事をご理解頂けるとありがたいです。
絶対にコクシのいない子が欲しい、は土台無理な話なので…
それにしても、いい💩くんばっかりなのが悩みどころ。かと言って、悪いのされても困るし、どうしたらいいものやらです⤵︎
ヤッパリドコカニヒロイニイクカ。
モウソレシカナイノカ。
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顕微鏡を覗くハルコを見守ってくれる優しいチィちゃんです。
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火曜日に、この夏に譲渡のお手伝いをさせて頂いたご家族?もはや一族?と夫くんも一緒にランチして来ました。
初めてご主人ともお会い出来、ママ猫🐱ちゃん達とも久々の再会。
散々、ご馳走になりお土産まで頂き、また来年も宜しくお願いします^_^と帰って来ました。
私たち夫婦を友人だと思って下さる事、私がいまお世話している猫たちを気にかけて下さる事。ホントに嬉しいです😆
怪しくて仕方なかったであろう、ハルコの突然のお手伝いの申し出を受けてくれた。子猫の未来のために勇気を出してくれた方々とこの先もお友達としてお付き合い出来るって、私は幸せ者だなぁと思います。
土曜日にはハルコ家を引き上げが決まったソラトロ。婿入り道具作りに励みつつ、今のうちに目一杯モフっておかないとね❤️
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