ウチの近所には、畑がある
半分は背丈ほどもある雑草だらけで、放置されている
その雑草の奥深く
どうやらシロウさんの隠れ家がありそうだった
シロウさんはうちに、ご飯を食べにやってくる、真っ白い成猫で
右目はブルーで左目は金色の
オッドアイの持ち主だった
さすらいのシロウさん。
うちに迎えようと思ってはいるけれど、ヒトに裏切られたシロウさんは
もうヒトを受け入れる事を
全身で拒否していた
でも、ご飯はもらいにくるょ (^ ^)
気長に付き合っていこう
病気やら事故やら心配だけれど
まぁ 見守っていくしかあるまい
(/ _ ; )。。。
そんな日々に突然の出来事 (;o;)
毎朝のご飯タイムの時だった
以前は駐車場のすみにご飯を置いていたけれど
そのうちシロウさんが、家の玄関前まで来て、座って待つようになったので
玄関のすぐ脇にご飯を置くようになった
それでも、触れる事すら許してくれないシロウさん
私が玄関を閉めないと、食べてもくれないのだ
その朝もいつもと同じように玄関を開けた
しかし、そこにはいつもと違う風景があった
シロウさんと
ちっこいシロウさんが😹
2匹仲良く座って待っていた
……シロウさんが増えている😱
んなバカな Σ(・□・;)
すわっ!!隠し子かっ!!
………。。。
と思ったけど違うな。
白いけど、よく見るとジャム猫みたいな色合い
それに
いつもふてぶてしい面構えで、ムスッとして、眉間にシワをよせたおっさんツラのシロウさんに対して😹
この子はとても可愛らしかった💓
口をへの字にまげて、何だか困ったような表情にみえるのは
顔の毛色のせいなのかな。
白い宝石みたいだなぁ (//∇//)
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するとこの子は子猫ならではの、ちよっぴり高い声で
みー 💕
ひと声鳴いた
声も、ちょー可愛いんですけどー😍
すぐにでも、ナデナデしたいぞっ😤
♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
くそー手がムズムズしてきたー
(*≧∀≦*)
抱きしめたいっ😍
子猫をジーと見ていると
前足が赤く血で染まっている部分がある。
おーまいがっ😨
怪我してるんだ!
でも、どんな怪我かよく見えない
ふと視線を感じ
見るとシロウさんが
こっちを睨んでいた (~_~;) むっ。。
子猫を見る私の異常な目線を察知したのか
それともご飯は置いたけど、私がなかなかドアを閉めないので
しびれを切らしたのか
シロウさんと私はしばし無言で
睨み合った
………。。。
\\\٩(๑`^´๑)۶////
シロウさんこの子、怪我してるよ
ちょっと見てもいい?
痛いんじゃないの?
病院連れてこうか?
試しに言ってみたが、通じるはずもなく
シロウさんは動いた
そろりと前足をゆっくり出し
腰を低くし
今にも飛びかかってきそうな態勢
そして私から目を離さない
口は閉じたままだか、低いうなり声が聞こえた
…………… 。
おい(ーー;)。。。
ライオンかっ!お前は!
メシ抜きにすっぞっー
( *`ω´)ーー。
平日の朝
弁当作ったり、仕事行く準備したりせねば
気にはなるが、
可愛いこの子がちょー気になるけれど
みー ちゃんと呼ぼう💕💕
しばらくして
玄関を開けたら
シロウさんもみーちゃんも
もうそこにはいなかった。
遅刻じゃーー
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘。
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