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写真01 ジャンボフェリーで拝む朝日
坂手港から県道28,29号を約12kmほど北上。30分程、車を走らせば「寒霞渓」のロープウェイ乗り場があります。寒霞渓は小豆島のほぼ中央に位置する東西7km、南北4kmに及ぶ大渓谷です。玉筍峰や通天窓、錦屏風など表十二景、裏八景と言われる数々の奇勝があり、群馬の妙義山、大分の耶馬渓と共に日本三大渓谷美の一つにも数えられています~♪
山頂まで車で行けますが、渓谷美を堪能するには寒霞渓ロープウェイがお薦めです。写真02は寒霞渓頂上付近から南の瀬戸内海に向かって撮影したものです。正面にある島のように見えるのが陸続きの半島でその最先端「鼻」のところに二十四の瞳映画村があります(後述・・・)。
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写真02 紅葉の寒霞渓
寒霞渓を8:40に発ち、「お猿の国銚子渓」に着いたのが9:20。ここで四十分間程、猿たちと遊び戯れました^0^お猿の国には約500匹ものお猿さんが放し飼いにされていて、間近でお猿さんを自然の姿で鑑賞することができます。入園料380円を支払って、さっそく中に入ると道端の木の陰、小屋などにはたくさんのお猿さんが!!柵などないし、いつもは裏山に帰って生活しているみたいで、ここに暮らしているお猿さんたちはほとんど野生に近い状態です。
お客さんが来る餌の時間にはそれがわかるのか、大勢のお猿さんが集まってきます。ポケットに手を入れていると、餌があると思って狙われたりします。また持ち物にも取られないように気を付けてくださいとのことでした。怖い!怖い!
お猿の国から県道28号で山を10kmほど下ると小豆島では一番大きな港、土庄港が見えてきます。そこを背にして、海沿いを5kmほど進んだところに恋人たちの聖所と言われている「エンジェルロード」があります。 エンジェルロードは干潮時、前後3時間だけ余島へ続く砂浜が現れます。手をつないで渡ると二人が結ばれると言われている、小豆島では特に人気のスポットです。
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写真03 恋人の聖地「エンジェルロード」
聖地を11:30に出て、県道436号で「小豆島オリーブ公園」に向かいました。ここは内海湾を見下ろす丘の上にあり、オリーブ畑やハーブガーデン、ギリシア風車など地中海沿岸のような風景が広がっています。オリーブ栽培を紹介したオリーブ記念館や8酒類の温泉施設があるサン・オリーブ温泉などの屋内施設はとても充実していました。
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写真04 小豆島オリーブ公園
ランチは近くにある創作料理店「野の花」でいただきました。とっても綺麗なお店で、おしゃれなお弁当が出てきました。人気店のようでここでは予約が必要でした。お料理は三代目のリニューアル弁当だそうですが、三つ仕切りの木製のお弁当箱が三段。お膳1杯に広げると色も鮮やかです。暖かい季節には心太がつくそうですが、今回は冬!茶碗蒸しがお弁当の上段に入っていました。ご飯には小豆島食品の佃煮を添えて、1,280円でした。
お腹を満たした後は「二十四の瞳映画村」に向かって車を走らせました。同名映画は小豆島を舞台とした作品で、その当時のロケセットを改装し、大正・昭和初期の小豆島を再現しています。尚、この映画はギャラリー松竹映画館で常時、上演されています。ここには、そのほか壺井栄文学館や1950年代の邦画を紹介した「キネマの庵」などがあり、見所が豊富です!写真05にある銅像は二十四の瞳、原作者である壺井栄の生誕100年(1999年)を記念して立てられたものです。
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写真05 二十四の瞳映画村
映画村を15:30に出発、そこから8.3km離れた「醤の郷」に向かいました。ここは20以上の醤油蔵や佃煮工場が軒を連ねる魅力あるエリア。そのなかの一つ、「マルキン醤油記念館」に入りました。醤油の製造過程を学べた上に、しょうゆソフトを味わう事ができました。また、売店コーナーにはお醤油が数種類揃っていて目移りしました。ソフトは300円!醤油の香りがほんのりとし、クリームとよくマッチしていました。尚、記念館は本日無料、郷は昔ながらの街並みが広がっていて、心落ち着くひとときを過ごせました^0^
約30分ほど散策し、大急ぎで3.5km離れた坂手港に向かいました。出港は16:50、高松港に着いたのが18:15,慌ただしい一日だったですが、でもとっても楽しかったで~す~♪
おわり・・・・・・・・
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